懐妊報道が続くビヨンセ、チキン28羽購入は食べづわり？

　最愛の夫ジェイ・Zに瓜二つの娘ブルー・アイビーを溺愛しているビヨンセが、第二子を懐妊したようだというニュースが流れている。「子どもはたくさん欲しい」「2人目は自然にまかせる」と子作り真っ最中ともとれる発言をしたばかりの彼女だが、食べづわりらしき行動を見せ、ゴシップサイトは色めき立っている。

　ブルー・アイビーにメロメロなビヨンセとジェイ・Z夫妻。世帯年収7,800万ドル（78億円）の2人は、家計的に全く問題がないからか、「子どもはたくさん欲しい。娘に、たくさんの兄弟姉妹を作ってあげたい」と公言しており、ブルー・アイビーがもうすぐ1歳半になることから、そろそろ2人目ができるのではないかとウワサされていた。2年前に早期流産という悲しい経験をしたビヨンセは、先日受けたインタビューで「2人目は自然にまかせる」と発言。ファンも期待に胸を膨らませていた。

　ビヨンセが第二子を妊娠したとウワサされるようになったのは、今月6日のこと。ニューヨークのメトロポリタン・ミュージアムで行われた「コスチューム・インスティチュート・ガラパーティ」に出席した際に着た、ジバンシィのロングドレスのスカート部分が妙にハイウエストで、おなかを隠していると一部メディアが話題にした。

　13日には米タブロイド紙「ニューヨーク・ポスト」が、音楽業界で働く消息筋の話として「2人目妊娠は間違いないようだ」と報道。その直後、大手ゴシップ芸能サイト「Radar Online」が、妊娠している動かぬ証拠だとして、ビヨンセが大量にチキンを食べているようだと伝えたのだ。

　「Radar Online」によると、ワールド・ツアー『ミセス・カーター・ショー』を行っているビヨンセは、12日にアイルランドのダブリンでコンサートを終えた後、チキンが美味しいことで知られるファーストフード店「ナンド」で、10万円を超える食べ物を購入したとのこと。ナンドは、南アフリカ、イギリス、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、シンガポールなど世界中で展開している、ポルトガル風チキンが人気のチェーン店。ビヨンセは、チキンの丸焼き28羽、ラージサイズのコーン、ガーリック・ブレッド、ライス、コールスロー、名物ペリペリ・チップス、手羽チキン70ピースなど合計で1,136ドル（約11万7,000円）を買い上げたという。同店のマネージャーは、「ビヨンセの運転手が10時半ごろ、オーダーした食べ物を受け取りに来ましたよ」と、サラッと証言している。

　ダブリンのコンサート会場ではジェイの姿が目撃されており、このチキンはジェイやスタッフたちと一緒に食べたものとみられている。しかし、あまりにも大量であるため、同サイトは、ビヨンセは食べづわりで油っこいものを食べまくっている可能性が高いという見解を示している。

　このコンサートを見に行った地元ラジオ局のプロデューサーは、「妊娠12週の友人がいるけど、ビヨンセは妊婦には見えなかったなぁ。コンサートはとてもエネルギッシュなものだったし、妊娠しているとは、とても思えないよ」とコメント。妊娠報道は空振りかという空気が流れたのだが、翌14日、ビヨンセがベルギーのコンサートをキャンセルすると発表。体力消耗と脱水症状でドクターストップがかかった、と説明されているが、やっぱり妊娠しているのではとネット上では大騒ぎとなっている。

　妊娠のウワサに関するコメントを一切出していないビヨンセのスポークスマンは、「今後のスケジュールについては、医師の指示を仰いで決める」としており、近日中に懐妊が正式発表されるのではと期待が高まっている。

　ビヨンセは『ミセス・カーター・ショー』に、外部フォトグラファーが入ることを禁じている。その理由は、2月の「スーパーボウル」ハーフタイムショーで、悪意が感じられるひどい写真を撮られたことに腹を立てたからだと伝えられていたが、ひょっとしてこれから膨らんでくるであろう腹部のショットを撮られることを避けるためなのかもしれない。

　コンサートのバックステージでは、トイレットペーパーを赤色にするよう要求し、「アレルギーだから」とコンサート・クルー全員100％コットンのシャツを着るよう指示を出すなど、ビヨンセはとても神経質だと書くタブロイドもあったが、妊娠の可能性があり、ピリピリしているのならば、納得だ。

　ブルー・アイビーを妊娠したとき、26キロ体重が増えてしまったと明かしているが、食べ過ぎれば、今回もあっという間に20キロ超えしてしまうだろう。まだまだ続くコンサートツアーでけがをしないよう、気を付けてほしいものだ。