酒井法子、「インタビュー記事は美談にして」!? 何様な注文にマスコミもお手上げ
覚せい剤取締法違反による事件から復帰し、再び芸能活動を開始した酒井法子。先日、復帰後初のテレビドラマとなる『黒い報告書 女と男の事件ファイル3 誤解』(BSジャパン)への出演も決定したが、やはり順風満帆の芸能生活は程遠いようだ。関係各所から、酒井に対する疑問の声が上がっている。
酒井は執行猶予が終わった昨年11月、舞台『碧空の狂詩曲~お市の方外伝~』で芸能界に復帰。当時、記者会見では「表現する側に立ちたいという気持ちが大きくなった」とタレント復帰の思いを語っていた。またその時期には「週刊文春」(文藝春秋)の独占インタビューにも応じており、「会見では話せなかったこと」としてさらに赤裸々な告白を行っている。
「ところがこのインタビューを、酒井は相当不服に感じているようです。最近でも『インタビューを受けるのは構わないが、文春のような内容には絶対にしないでほしい』と、前もって伝えてくるのだそう。所属事務所が酒井を思いやって注文をつけているというわけでなく、あくまで酒井本人が『不都合な記事を作らないでほしい』と強く訴えているんです」(週刊誌記者)
「文春」のインタビューでは、借金や元夫の高相祐一氏、逮捕された実弟について、さらには薬物の禁断症状についてまで生々しい告白がつづられていた。
「このインタビュー自体、マスコミによる酒井本人や元所属事務所・サンミュージックへの張り込みや直撃を抑えるため、嫌々応じたものだそうです。そんな仕方なく受けたインタビューにもかかわらず、話すつもりもなかった内容が記事になってしまい、それ以降の取材については、かなりナーバスになってしまったとか」(同)
そしてその結果、酒井はマスコミに対して「掲載OKなのは美談だけ。お涙頂戴にしてもらわないと困る!」という、相当強気な注文をつけるようになったのだという。
「こんな態度を続けていては、いずれはマスコミ側も引いてしまうはず。執行猶予期間は徹底して表舞台に出てこなかっただけに、ここにきて謙虚な姿勢を崩してしまうのは、少々もったいない気もします」(芸能プロ関係者)
舞台・ドラマと順調に元の芸能生活を取り戻している酒井だが、かつての栄光を取り戻すのは決して簡単な話ではないようだ。