SNSで男を漁るヤリマンが、「男日照り」アピールをしてはいけない理由
■情緒を重んじてこそ真のヤリマン
さて、お互いの印象が悪くなければ、食事するなり酒を飲むなりして、その後ラブホへという流れになるでしょう。私は、ラブホ直行ではなく、必ず食事かお酒でワンクッション置くようにしています。いかに事前交流で盛り上がった仲とはいえ、直接顔を合わせたのはつい数分前です。数分前に出会ったばかりの相手といきなり身体を重ねるよりも、食事や酒の席で互いの人となりを確認した上で臨んだ方が絶対に盛り上がります。ネットで出会ったからこそ、ソッコーでラブホに駆け込むという情緒のないことは避けましょう。そもそも、事前交流でエロ会話を封印しているのですから、待ち合わせも当然「今度飲もうよ」「今度メシ食いに行こうよ」となっているはず。ラブホ直行になるわけがないのです。
「食事や酒の席ではいよいよエロトーク解禁!」と逸る気持ちもあるでしょうが、これみよがしにウィンナーソーセージの盛り合わせをオーダーし、「ふふふ、実は家からリモコンローターを仕込んできているの」と不敵な笑みを浮かべるのは、どうかガマンなさってくださいませ! しつこいようですが、男性は女性に対して夢を持ちたいものです。女性側から積極的に下ネタのトスをあげる必要はないでしょう。仮に男性側が下ネタを振ってきても、ノリノリで応じる必要はありません。ただし、あまりにも頑なに拒否するのも場が盛り下がるので、「SかMか」「初体験は何歳」程度の話題なら、適度なブリッコテンションで応じましょう。
■盗難よりも、ナマ食&アナルほじり虫に警戒すべし!
私は今まで一度も、ネットで知り合った相手男性から、盗難その他被害に遭わされたことはないです。むろん、順風満帆というわけではなく、事前交流でエロ会話をしなかったために、「コンドームを嫌がるナマ食系男子だった」「アナルを掘られそうになった」などのハプニングはありました。
しかしその程度のハプニングは、飲み会や合コンの出会いにもあります。飲み会や合コンにも、ナマ食系男子やアナルほじり虫は潜んでいるでしょう。よって、対処法は、飲み会や合コンで出会った男性に不本意なプレイを持ちかけられた時と同様。イヤなプレイはイヤと、「ノーと言えるヤリマン」になって、ネットヤリ活を充実したものにしてください。
菊池美佳子(きくち・みかこ)
21歳で処女のままキャバ嬢デビュー。その後、数々のナイトワークとオトコのカラダを渡り歩き、ハケンOLを経てヤリマンライターへ転身。
ブログ「マンゴージュースと黒あわび」