ゴン中山が徹子の乙女ゾーンを猛攻! “恋人つなぎ”で鮮やかにゴールイン!?
3月25日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。ゲストは初登場だという、中山雅史。
「今日のお客様は、元サッカー選手でいらっしゃいます。ゴン中山という名前で親しまれていらした方」
と、紹介する徹子の衣装には、いくつものサッカーボールがあしらわれている。そして、紹介されたゴンが、「♪ルールル、ルルル、ルールールー♪」と、番組テーマ曲を熱唱しながらカメラにどアップになるまで大接近してきた。さらに、
「♪ラーララ、ラララ、ラーララ、ラララ」
と続け、徹子に接近する。この“速攻”に対し、徹子も、
「♪ララララー」
と返し、共鳴状態に。そしてそのままお互いにお辞儀。なんだかすごいことになりそうな滑り出しだ。
「黒柳さんに会いたくて。『ベストテン』の時から見てましたから」
というゴン。『ザ・ベストテン』(TBS系)で、徹子が作ってゲストに披露していたビスケットを使用したチョコレートケーキが美味しそうで、憧れていたのだとか。しかし、持ち上げるゴンに対し、徹子は
「アタシのことを『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で見ていらした」
と、そっち方面も知っているんだろうと言わんばかりに牽制してきた。
「今日はあの、芸人の方に負けないようにと思ってらっしゃるんですって?」
そのつもりで来ていた場合は、ここで撃沈してしまうパターンだが、そこは、
「まあ、芸人じゃないんで、そこまでツッパることもないんで」
と、ゴンは「徹子の部屋芸人」にはならないよう、心がける宣言をした。さて、冒頭でも触れた、徹子のサッカーボール衣装。ちょうど襟のところがゴールに見立ててあるのだが、
「ただ、ゴールは許さないですよね」
と、ゴンが言う。なぜかというと、
「ゴール前にこの、上品なお顔がありますからね」
うまく乗せてきた。徹子もうれしそうに、
「そりゃあ、もうディフェンスですよ」
と、ゴールキーパー風のジェスチャーで「ゴール死守」を表現している。最近はサッカーにも詳しくなってきたという徹子だが、中山の持つJ1リーグ史上最多の通算157点という大記録に対して、
「それは自分で蹴って入れたということですよね」
という視点で切り込んできた。これに対するゴンの返しも、
「まあ、蹴ったのもありますし、頭で、ヘディングで入れたのもありますし、体ごとゴールに流し込んだのもありますし」
という感じで、慌てることなく落ち着いていた。中山の父の話題になり、
「“ゴンチチ”っていう方でしょ、その方ね」
と徹子がちょっと天然気味に言っても、
「いや、中山儀助といいます。ゴンチチとは言わないです」
と、なんだかゴンが次々来るシュートを鮮やかにさばくGKみたいに見えてきた。そして中盤、徹子が大きく動いた。
「アナタをお喜ばせしようと思ってですね、夕べ、アタシは大変な思いをいたしまして」
ジャーン! あの特製チョコレートケーキの登場だ! 表面にチョコで「ゴン」と書いてある。ちなみに「中山」とか「おめでとう」とかも書こうと思っていたら、チョコレートがなくなったそうだ。トシちゃん、マッチ、光GENJIが食べてきたケーキということで、「それを僕も食べたということは、アイドルの仲間入りですね」と、ゴンもうれしそうだ。
そのケーキをカットする時、ここでゴンが攻め込んでくる。
「初めての2人の共同作業ですね」
と手を添える。
「ちょっと、いいんですか! 奥様、奥様! いいですか!?」
照れくさそうな徹子。徹子の乙女な部分を、エースストライカーとしてゴンは攻め込む。終盤、「奥さんと手をつないだ方がいい」という話になった時も、
「ちょっと練習させてもらっていいですか?」
と、徹子の手をとるゴン。「こっちの方がいいですかね?」と、指を組み合わせる、“恋人つなぎ”までしてみせる。積極的なゴンの攻撃が決まり、思わず「ゴーーーール!!」と言いたくなってしまったが、「これはちょっと歩く時、歩きにくくない?」と、かわされる。ゴールポストに当たって惜しくも入らなかったか。
お互いよく攻め、結果はドロー。お互い勝ち点1を獲得。徹子VSゴン、そんな感じでした。
(太田サトル)