堤真一、菅野美穂、仲里依紗……人気芸能人の「突然婚」が続く理由

　2月はこれといったニュースがなかった芸能界だが、3月に入った途端、俳優・女優陣の結婚が相次いでいる。なぜ、突然の結婚発表が相次いでいるのか、その裏事情に迫った。

　まずは、“最後の大物独身俳優”といわれていた堤真一の場合。堤は以前、一般人女性と会っているところを週刊誌にキャッチされたことがある。過去には、鈴木京香と交際していたこともよく知られているが、結婚には至らなかった堤。「本人の中で『今度こそは！』という思いはあったのでは」（広告代理店関係者）という。

　そんな堤が、3月1日に晴れて一般女性と入籍をしたわけだが、入籍日に関しては、こんなエピソードも。

「7月7日生まれが影響してか、堤がやたらゾロ目にこだわるのは、撮影現場では有名な話。主演の時は、8時8分にクランクインしたり、節目の決起集会場所のお店の番地にまでこだわりを持っていました。今回の入籍に関しても、『3月3日のひな祭り』と関係者に告げていましたが、結局は3月1日。マスコミに入籍予定日がバレバレだったのが恥ずかしくなり、急きょ日程を変えたようです」（同）

　こんな事情から、堤は突如、所属事務所の公式サイトで入籍を発表するに至ったという。これには、「入籍はひな祭り」と思い込んでいたマスコミも、虚をつかれてしまったようだ。

　また、仲里依紗と中尾明慶、菅野美穂と堺雅人も、突然の結婚発表で世間を驚かせた。

「2カップルとも、人気の役者同士の結婚で、仲に至っては妊娠までしていました。現在、それぞれがCM出演をしているので、スポンサーのGOサインがないと、普通は公に結婚報告はできないものですが、芸能マスコミに嗅ぎつけられて好き勝手に報道されるならば、先に自分たちから発表した方がイメージもいい。また、報道に押されて発表すると、マスコミから『会見を開け』といったうるさい注文が殺到しますからね。先手を打てば、タレント主導で報道を操れるために、突然の発表となったのでしょう」（芸能プロ幹部）

　確かに、3月に結婚を発表した芸能人の中には、バラエティ番組が主戦場の“プライベートを切り売りする”タレントは皆無。突然結婚を発表して、マスコミより優位に立つことを見越しての動きだったというのが、3月の「結婚ラッシュ」の真相だろう。次はどんなカップルが突然の結婚発表を行うか、期待したい。