有吉弘行、新レギュラー2本スタート! 快進撃の秘訣は“お歳暮攻撃”!?
浮き沈み激しい芸能界の中で、“再ブレイク”タレントの筆頭として活躍中の有吉弘行。この4月からスタートする、嵐・櫻井翔とタッグを組む『今、この顔がスゴい!』(TBS系)、日本テレビの大ヒット番組『進め!電波少年』と同じ枠でスタートする『有吉反省会』の2本にレギュラー出演が決定している。昨年には、一部夕刊紙で「年収5億円」とも報じられていたが、再ブレイク後も快進撃を続けている秘訣とは何なのだろうか。
有吉の一度目のブレイクは、1996年、お笑いコンビ・猿岩石時代に放送された『電波少年』内でのヒッチハイクがきっかけだった。帰国後には、書籍発売、CM出演にCDデビューなど飛ぶ鳥を落とす勢いで、“猿岩石現象”という言葉まで存在した。しかしブームは長くは続かず、数年後には仕事がゼロになってしまったという。
その後、ピン芸人として再ブレイクしたのは2007年頃。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)での毒舌キャラで人気に火が付き、現在ではひな壇だけでなく司会進行までこなす第一線の超人気タレントになった。
「しかしトークが面白い、進行がうまいというだけで、ここまでのレギュラーを持てるはずもなく、多くは有吉の人徳によるものが大きい。以前出演したバラエティで、『地獄を這い上がるにはADに気を遣え!』と発言していましたが、こうした業界の“定説”を着実に実践したからこその再ブレイクなのでしょう」(芸能プロ関係者)
この発言は、ADが出世してディレクターやプロデューサーに昇格した時のことを見越して、若いからといってADをバカにしてはならないというもの。テレビ局や芸能プロ関係者からすれば当たり前の話だが、こういったステップを確実に踏んでいることが、有吉の人気の秘訣だという。前出の芸能プロ関係者が続ける。
「有吉は関係者と現場で接する時だけでなく、オフの時や季節の変わり目にも挨拶回りを欠かしません。昨年末には、代理店から各プロダクション、テレビ各局のスタッフに至るまで、膨大な人数にお歳暮を送っていました。それこそ役職のない一スタッフにもお歳暮が届いたという声も聞こえており、毎回数百万単位の出費となっているのではないでしょうか」
有吉本人は、報道された「年収5億円」説について、「そんなに稼いでないですよ」と否定していたものの、一部では億を超える収入を得ていることは間違いないと報じられている。そしてその使い道も、ほとんどを貯金に回しているというが、さらにこうした“世渡り”にも活用していたとなれば、関係者からのラブコールが絶えない現状もうなづける。今後も有吉の快進撃から目が離せそうにない。