学年末にはサイン帳でお別れ☆ 80年代少女マンガのふろくが甘酸っぱい!
☆「なかよし」1987年3月号 ハローグッバイシール
「もうすぐおわかれのシーズン。このシールをつかってあなたの気もちをつたえちゃおう(原文ママ)」という、女の子御用達のメッセージシール。自分で切り取って、裏に水をペタペタ付けて貼るという原始的なシステムが妙にうれしい。昭和期「なかよし」のふろくシールは他誌の追随を許さないほどラブリーだが、こちらも、80年代後期の「なかよし」を支えた、たかなししずえ先生、ひうらさとる先生、西原ちか先生、高杉菜穂子先生、竹田真理子先生、竹本泉先生、八木ちあき先生、そして、あべゆりこ先生(順不同)が勢ぞろいした、「なかよし」のきゃわゆさ☆が凝縮された名作。「いつまでもOTOMODATI」、「なかないもーん」、「かなピー」、「涙でちった」etc……の今ではまったく使わなくなってしまったガールズ言葉に涙を禁じ得ない。「わんころべえ」の「ふれんどしっぷ」保証書、もったいなくて使えないよ~!!
☆「りぼん」1981年3月号 小椋冬美の「メモリアルバインダー」
冬美タンふろくのクオリティの高さについては、このコラムでも何度か絶叫しているが、今回もまたゴイスー☆ なのである。淡いピンクのバインダーに、アルバムと、サイン帳、色紙がセットになっている豪華版。1981年の時点で、「サイン帳ふろく」の最高傑作がすでに出てしまった、といっても過言ではないオシャレな名作。スクールライフの思い出が2倍にも3倍にもスイートなものになるネ☆
☆「りぼん」1983年3月号 池野恋の「ランゼ・サインブック」
ゆかしなにとって「サイン帳ふろく」といえば、コレ! というほど、思い出深いふろく。当時超ハマっていた『ときめきトゥナイト』の、ランゼちゃんと真壁くんのラブラブなスナップ写真に、当時ニヤニヤしたものでした。「なんでラグビーやねん!!」という野暮なツッコミは置いておいて、赤いタータンチェックのガーリーデザインも、どストライクでした!! 表紙をめくると恋ちゃま(池野恋先生)からのメッセージとサインがあって、うれしかったよね~。