杉田かおるは今――小学館幹部社員と神奈川県で農業ライフ!?
一時は毒舌キャラでバラエティを席巻したものの、東日本大震災後に母親の実家である福岡県へ移住し、農業中心の生活を送っていた杉田かおる。先日発売された「週刊新潮」(新潮社)では、インタビューと共に近影も掲載され、少々ふっくらとした面持ちの杉田からは「当時の毒素はまったく感じられない」という声が上がっている。
杉田が「肉食女優」として猛威を振るっていたのは、2000年頃。『愛のエプロン』『ロンドンハーツ』(共にテレビ朝日系)では、ことあるごとに共演者に噛み付き、暴言を連発。いつの頃からか番組内で「魔王」というニックネームまでついてしまったほどだった。
「05年には、実業家との“セレブ婚”に1年と持たず終止符を打ち、杉田の離婚トラブルを取り上げたワイドショーの生放送に乱入を仕掛けるという珍事まで起こした。その後、妻子ある男性とのラブホデートを週刊誌に撮られて釈明会見するといったことまでありました。しかし06年に出会ったというオーガニックに傾倒してからは、“デトックスダイエット”に成功しただけでなく、毒舌まで封印されてしまったようです」(週刊誌記者)
奔放なキャラクターから一転、地方に移り住んでの農業生活。「エコと芸能人」と聞くと、どうしてもネガティブなイメージまで付きまとってしまうもの。10年以上公の場から姿を消していた小沢健二は、「得体の知れないエコ活動に没頭」と週刊誌で報じられ、沖縄に移住した益戸育江は「大麻研究にご執心」と揶揄された。
しかし、近年でも杉田と連絡をとることがあるというテレビ局関係者はこう語る。
「すでに福岡では生活していませんが、杉田は現在、神奈川県内にある農家と契約し、変わらず農業生活を送っているそうです。ラブホデートが報じられた男性は妻と離婚し、現在は杉田の正式なパートナーに。彼は小学館勤務の幹部社員で、いわば“通い夫”状態で杉田との交際を続けているようですね」
この間には、退屈な地方生活に見切りをつけ、東京に戻っているという報道もあった。しかし実際には地方都市で新しい環境に出会い、相変わらずテレビ出演時にだけ東京に出てくるという生活を送っているようだ。
「本人にとっても、キャラを変えたというわけではなく、どちらかというとバラエティに出演していた時の方が『キャラを演じていた』という感覚が強いみたいです。若くして何度も借金まみれになるというプライベーの悲惨さも度々取り上げられてきましたが、それがかえって地に足をつけた現在のライフスタイルにつながったのかもしれません」(同)
露出の機会こそめっきりと減ってしまった杉田だが、平穏無事な農業生活で安泰の日々のようだ。かつては「負け組」の代名詞的存在だったものの、多くの女性は今の杉田を「勝ち組」と捉えるかもしれない。