三浦皇成浮気報道で、宮根誠司が言ってしまった余計すぎる一言
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎勝負師の性が出てしまった浮気
三浦皇成浮気報道。このタイミングかよ。「今ならバレてもチャラになる!」という、チャンスを逃さない勝負師の性が見て取れる。ま、この日が来ることは、ほしのあき以外の国民全員の間でコンセンサスが取れていたわけだが。皇成よりも、この一報のVTRに「これは軽~いおイタですね」と発言した『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の宮根誠司の方がダメージがデカい印象だった。直後に、コメンテーターからも「宮根さんも気を付けてくださいよ」と追い炊きが入り、『ミヤネ屋』史上最長の沈黙に。週末の夜、そのメンタリティで、1人東京で何してんだか。きっとあちこちで「Mr.サンデーさん」と呼ばれているに違いない。番組より力入れんなよ。
◎ずん・飯尾の間違った扱い方
来たる「ずん・飯尾ブーム」。しかし『サンデー・ジャポン』(TBS系)登場2回目は頂けなかった。打ち合わせなしの緊迫感を原動力に発破するタイプの芸人に、「これキッカケで、例の感じでギャグお願いしま~す」は「死」を意味する。何度も言ってきたが、もう一度言おう。東京キー局よ、任せろ、芸人に。ヤツらはお前らよりも面白い。
◎iPhoneCMの声の主は……
iPhoneのCMのナレーションが誰なのか、未発表ということで話題になっているらしい。意外だ。聞いた瞬間、私はすぐ「あ、渡辺徹」とピンと来たけど。みんなNHK Eテレの『地球ドラマチック』を見てないのかぁ。面白いのに。淡々としているのに味わい深いあのナレーションは、間違いなく、彼の「代表作」といえよう。まあ番組の内容は、ほかの国のドキュメンタリーを買ってきて流してるだけだけど。あの声に目をつけるとは。さすが、こだわりのジョブズ魂。スマホ触ったこともないけど。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。