TRF、エクササイズDVDがバカ売れで返り咲き! 小室ファミリーたちの今
ダンスボーカルユニット・TRFが、結成20周年記念として今年6月に発売したエクササイズDVD『イージー・ドゥ・ダンササイズ』。ダンスメンバーのSAM、ETSU、CHIHARUが「EZ DO DANCE」「survival dAnce ~no no cry more~」「BOY MEETS GIRL」に合わせて、オリジナルのエクササイズダンスを指導するという内容だが、意外なヒットを記録しているという。
「オフィシャルサイトの紹介動画を見ると、各メンバーが身体の動かし方をじっくりと紹介する場面や、効果を実感する体験者のインタビューなどが盛り込まれており、さながら深夜の通販番組のような作り。かつてのミリオンアーティストにしてはトホホなお仕事ですが、なんとこれがバカ売れしているというんです」(芸能記者)
小室哲哉プロデュースによる“小室ファミリー”の筆頭だったTRFだが、90年以降はCDリリースがストップし、各メンバーは振り付けなど裏方に回っていた。SAMはSMAPやV6らジャニーズタレントの振り付けや演出を担当していたことでも知られている。近年では目立った活動はしていなかったが、同DVDはテレビ番組などでも取り上げられており、公表されている売上枚数は70万枚を突破。ワンセット9,900円で販売されているため、単純計算で68億円を超える売り上げだ。
「音楽業界全体が冷え込んでいる昨今に、この数字は奇跡的。エイベックスの業績にも多大な影響を及ぼしたはずです。この実績だけで返り咲きしたといっても過言ではありません」(同)
“小室ファミリー”と聞いて、まず思い浮かぶのは安室奈美恵だが、2001年以降は深い関わりを見せることはなくなった。同じく“小室離れ”から独自の路線を切り開いたという点で、「恋しさと せつなさと 心強さと」が大ヒットした篠原涼子も同列に挙げられるだろう。
ほかの小室ファミリーに関しても、全盛期の勢いを見せる者はいなくなってしまったというのが実情。かつて小室の恋人といわれた華原朋美は、奇行を繰り返し、何度も警察の世話になった挙げ句、表舞台からは姿を消してしまった。
「少し前に、エイベックス主催のライブイベント『a-nation』で復活するという情報もありましたが、結局立ち消えになってしまったようです。兄のブログを通じて芸能界復帰の意思を表明してから、はや2年、復活の兆しは、いまだに感じられません」(週刊誌デスク)
また現在でも活動を続けているアーティストも、高岡蒼佑との交際が報じられた鈴木亜美、昨年2度目の離婚が報じられたhitomiなど、プライベートではなく本業でクローズアップされる姿を見なくなって久しい。
今後、彼らの活動がどう展開されるかは不明だが、TRFに続く小室ファミリーの“返り咲き”に、密かに期待したい。