マスコミの生贄? 及川光博と檀れいの離婚危機報道が過熱した理由
“電撃結婚”からはや1年、不倫報道や別居疑惑から派生して、現在は離婚危機もささやかれている及川光博・檀れい夫妻。8月発売の「女性セブン」(小学館)は、及川の収入減がすれ違いにつながったと報じたが、夫婦の現状については疑問の声が飛び交っているという。
夫婦の“不協和音”を最初に報じたのは、昨年9月の「女性自身」(光文社)。新婚2カ月の及川が、都内で30代女性と相合い傘デートをしていたという。さらに今年に入って立て続けに「週刊新潮」(新潮社)、「女性セブン」が別居生活を報じた。
檀は9月、出演する舞台『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の会見で別居を否定。及川の帰りが遅くなった時などに、実家が近いので母親と食事をすることはあるとして、「どこからそんな話が出たのか」とあしらった。
そしてつい先日行われた及川のバースデーイベントでは、事務所関係者が報道陣を威嚇したり、及川が声を荒らげる一幕があったという。
「離婚危機の渦中ということで、イベントへの取材申請が殺到。仕方なく『及川の新作DVDの宣伝を行う』という条件で、イベント終了後に囲み取材を行う段取りになりました。取材前には事務所関係者も、『なんでも答えます』と話していたのですが、あまりにも質問が夫婦仲に集中したため、次第に現場の雰囲気が悪くなっていきました」(スポーツ紙記者)
報道から1カ月以上経過し、別居についてもすでに檀が否定しているため、及川としてもこれ以上何かを答えるつもりはなかったのだろう。それなのに同じ質問を繰り返され、ワイドショーの個別取材でも、やはり檀の話を中心にされてしまったため、取材は途中で打ち切られてしまったという。
「ある週刊誌は、『檀があまり家に帰っていない』という情報しかないにもかかわらず、不仲説と報道をしてしまったそうです。また及川の所属事務所も、マスコミ対応には慣れていないため、どうしてもピリピリしたムードを出してしまう。こういった不運が重なって、マスコミが飛びつきやすい夫婦不仲説が、延々と報じられ続けているというのが現状です」(芸能プロ関係者)
スキャンダルを利用した話題作りにも興味のない及川だけに、意図せぬところでマスコミの“生贄”にされてしまったということなのだろう。新婚早々迷惑な話だが、今後もこの話題はしばらく続いてしまいそうだ。