激やせ＆自傷行為の痕……婚約したばかりのマイリー・サイラスに何が？

　くっついたり離れたりを繰り返していたリアム・ヘムズワースとマイリー・サイラスが、5月末に婚約を発表した。雑誌のインタビューで「結婚式は焦らない」と告白し幸せをアピールしている彼女だが、最近見る者を不安にさせるような写真ばかりをTwitterに掲載し、話題になっている。

　米女性誌「マリ・クレール」最新号の特集インタビューで、「愛する人と一緒にいることを我慢するには、人生は短すぎる。結婚式や紙切れの契約なんかより、お互いに交わした約束の方がずっと大事だと思うわ。だから長期間、婚約していたいの」と、リアムへの愛を語った19歳のマイリー。ハーブ・ドラッグを吸引した動画が流出したのを皮切りに、ここ2年ほど、お騒がせネタで世間の注目を集めている彼女だが、リアムへの一途な愛を貫くことでイメージアップ効果を狙っているのではないかという意地悪な声も上がっている。

　イメージアップだけでなく、イメージチェンジも狙っていたのか、マイリーはどんどんやせていっている。あまりのやせっぷりに「拒食症なのでは」と疑われているが、マイリーは「アレルギーがあるからグルテンフリーの食事をしている。体調はばっちり」とツイートしたり、「ピラティス教室に通っておなかがやせた」と健康体をアピールしていた。

　しかし、そんな言葉とは裏腹にマイリーの激やせは進行する一方で、ギョッとするような写真を度々Twitterに掲載。2日にアップした腹出し写真は、腰骨がくっきりと浮き出ており、腕の細さに目がいくようなものであった。「“フィアンセ”のジーンズよ」というメッセージが添えられたその写真のマイリーは、ぴったりと体にフィットしたトップスと、ダボダボのズボンを腰ではいており、右腕には自傷したとウワサされている傷痕がくっきりと写っている。

　マイリーは今年に入って数回、腕にカッターナイフなど鋭利な刃物で切りつけたような傷痕があることがパパラッチ写真により確認されており、ファンを心配させてきた。7月上旬に撮影されたパパラッチ写真でも、左腕に4カ所切ったような傷痕がある。自傷癖があるというウワサに対して、マイリーはTwitterに写真を掲載し、腕時計の痕だと説明したが、リストカットの可能性を唱える声は大きい。幸せの絶頂であるはずのマイリーに、一体何が起こっているのだろうか。

　米ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」は、この写真を見た心療内科医ジェシカ・アロンソンの見解を紹介。「ぎょっとさせられるような写真ね」と述べた医師は、マイリーが拒食症であるのは明らかだと述べ、「マイリーは、若い女性たちにとても悪いメッセージを送っている」と懸念。「マイリー自身、エクササイズやダイエットに取りつかれた結果、強迫観念にとらわれたような行動をとるようになり、摂食障害になってしまったということを認めたくない、そんな心境であるに違いない」と語った。

　拒食症を頑なに否定するマイリーは、「ちゃんと食べている」ことをTwitterでアピールしており、グルテンフリーのものであれば、カロリーなど気にせずに食べている様子をファンに向けて発信している。2日には「徹夜して楽曲制作してたわ。チキンとワッフルをダラダラ食べながらね」とつぶやく一方、先月には、「愛犬ジギーのドッグフードを食べたいくらいおなかがすいている」とツイート。拒食症の専門家によると、マイリーのように、食べ物のことばかり考えるのは拒食症患者が抱える症状の一つなのだという。

　なお、「RadarOnline」は、マイリーが拒食症になったのは、リアムの影響を受けたからという説も紹介している。リアムは究極のサバイバル映画『ハンガー・ゲーム』に出演しているのだが、役作りのために、9キロ減量したことを、男性向け健康誌「Men’s Health」のインタビューで告白。リアムは、役のために、パレオ・ダイエットという旧石器時代の原始人の食生活を実践し、アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズの特訓を受けたとのこと。マイリーは彼をサポートするあまり、この極端なダイエットをコピーし、その結果、食事のパターンが狂ってしまったと言われている。リアムはその後、クリスピー・クリーム・ドーナツにはまりリバウンドしつつあるが、マイリーは拒食の道まっしぐらになってしまったというのだ。

　マイリーが自傷しているのは、拒食症に陥ってしまった自分への嫌悪感からなのか、はたまた、思うように仕事が得られていないからなのか。フィラデルフィアで新作映画『Paranoia』を撮影しているリアムの元に、愛犬と共に押し掛け、彼がとうとうブチ切れたというゴシップも流れているが、仕事が順調なフィアンセにうざがられていることもマイリーをより不安定にさせているのだろうか。マイリーが心身ともに安定する日が来ることを、願わずにはいられない。