風化を待って“なかったこと”に? 寺岡呼人&吉田恵不倫報道のその後
今年5月17日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で不倫を報じられたフリーアナウンサー・吉田恵と音楽プロデューサー・寺岡呼人。同誌は5月15日深夜、妻子ある寺岡と吉田が都内の高級ホテルで密会していた様子を掲載し、不倫を証拠付ける数々の目撃談を報じた。当人たちは不倫関係を全否定したが、その後音沙汰もないことから「やはり本当のことだった」とみられているという。
1999年に『めざましテレビ』(フジテレビ系)のお天気キャスターとして人気を博した吉田。私生活では2002年12月に大手スポーツメーカー「ミズノ」社長の長男と結婚。その後は夫の海外赴任に同行するため日本を離れたが、09年には夫の本社勤務に伴い帰国し、現在は『新報道2001』(同)で司会を務めている。今年4月30日には、同月中旬に夫と離婚していたことが明らかになっていた。
一方の寺岡は、80年代後半のバンドブームを牽引した「JUN SKY WALKER(S)」のベーシストとして活躍し、バンド脱退後は、ゆずや「トイレの神様」の植村花菜をブレークさせるなど敏腕プロデューサーとして才能を発揮している。昨年3月の東日本大震災を機にバンドの復活を宣言し、現在ライブ活動の真っただ中。寺岡は既婚者であり、4人の年子の娘がいるという。
同誌は2人がウェスティンホテル東京の一室から、わずか1分の時間差で退室する姿をキャッチ。同誌記者はそれぞれ当人を直撃取材したが、吉田は動揺しながらも「寺岡さんは、私の離婚のニュースを見て、『話を聞くよ』となった。『二人で会うのもちょっとな』と思って三人にしました」と、部屋には吉田の幼なじみも同席していたと語った。また同時刻に別の場所で直撃を受けた寺岡は「打ち合わせというか……一人で仕事を」と相反する回答を述べたという。
「その後は口裏を合わせたのか、後日になって寺岡から『彼女の言うとおり、友人と三人で会っていた』というメールが送られてきたそうです。文春は絶対に第三者はいなかったことを強調し、嘘までついて不倫関係をごまかそうとしていたことを報じました」(芸能プロ関係者)
報道後、吉田はブログで「その様な事実は無いとはっきり申し上げます」と不倫関係を真っ向から否定。スポーツ紙などの報道では、文春に抗議を行うことも示唆していたというが、その後のやりとりなどはまったく聞こえてこない。
「当人たちからしても、表向きには記事を否定することしかできなかったというところでしょう。このままずっと黙殺しておけば、いずれは疑惑も風化して“なかったこと”になる。芸能界ではよくある手口なんです」(同)
現在両者のブログには何事もなかったかのように日常がつづられている。すでに関係は終わってしまったのか、現在でもより警戒心を高めて密会を続けているのか。真実が明らかになる可能性があるのは後者の場合のみだが、果たして――。