マスコミけん制はお手の物！

ロンブー田村淳、「彼女とハワイ年越し報告」はフライデー封じだった？

2012/01/11 08:00

　「ロンドンブーツ1号2号」田村淳が、交際中のモデル矢野未希子と正月にハワイ旅行をしていたと自ら明かした。会見時に「南の島の方に行ってました。（芸能レポーターの）井上公造さんに見つからないルートを見つけたので」と笑い飛ばしていた田村だが、安室奈美恵との極秘年越し旅行が発覚し大騒動に発展した経験があるだけに、今年は”してやったり”といったところだろうか。

　田村は年越しを海外で過ごすことが多く、毎年年末になると出国する様子がワイドショーなどで報じられていた。2009年は「現地で後輩（芸人）と合流します」とカメラの前で語っていたが、実際は安室と合流しての年越しが予定されていたのだった。

　帰国後も芸能マスコミは田村を追い続け、吉本本社（東京都新宿区）前に報道陣が集結する事態に。吉本サイドも各社を追い返そうとさまざまなプレッシャーを掛けていたが、ついに意を決した田村は即席で記者会見を行い「安室奈美恵さんとの交際は事実です」と認めた。しかし安室サイドは田村が勝手に交際を認めたことに激怒し、結局この恋は昨年夏頃には終わりを迎えたようだ。

　今回、田村が自ら「ハワイ年越し」を口にしたのは、マスコミ報道による騒ぎを沈静化させたいという思惑もあったと見られる。「実は会見直前、田村はTwitterで『いいとも生放送終わって、アルタを出たらフライデーさんが！！パシャパシャ！パシャパシャ！…いつも突然なので、ドキドキする♪何だったんだろう？』とつぶやいています。これは後々極秘旅行を報じるであろう『フライデー』（講談社）に対するけん制でしょう。以前も田村は『今フライデーされた』とつぶやき、記事の内容を大幅に変更させたこともありました」（芸能ライター）

　田村は今回、恒例のハワイ年越しに執念を燃やしていたようだ。昨年放送の『笑っていいとも！増刊号』（フジテレビ系）ではタモリから「（マスコミにバレたくなければ）関西空港から行けば？」と提案され「その手があったか！」とも話していた。

　マスコミのお正月ハワイ取材は恒例行事と化しているが、かつての芸能界とは違い、現在大物芸能人が向かうのは欧米諸国がメインとなっている。

「それでも芸能マスコミがハワイ取材にこだわるのは良い条件が揃っているからですよ。日本からハワイに飛ぶ航空便は数が限られているため、早朝に現地で数時間ほど空港で取材をすれば、その日はもう作業完了。同じバカンス地でもグアムは便が多すぎて大変だし、そのほかの国にしても空港がいくつもあってとてもカバーしきれない。結局マスコミは成田と羽田の2カ所で出国する芸能人をチェックして、待ち構えるハワイ班に情報を伝える程度が限界なんです」（ワイドショーデスク）

　実はザルだらけのハワイ取材。田村がタモリのアドバイス通り関空から出国したのかは分からないが、少なくとも他国を経由するなりすれば、簡単に包囲網はすり抜けることができるのだ。

安室との旅行でしでかした失敗を今年はクリアした田村。本人は会見で「今年の抱負は（彼女と）別れないこと」と発言していたが、恋愛に関してもさまざまな失敗から学んだことをいかし、今回こそは成就させることができるだろうか。