サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)キムタク政権強し! 2011年ジャニタレ出演ドラマの視聴率ランキング 男性アイドル [ジャニーズファン・最近のHOT TOPIC] キムタク政権強し! 2011年ジャニタレ出演ドラマの視聴率ランキング 2012/01/03 08:00 ジャニーズ 亀ちゃんも数字の獲れる男として復活 連ドラの視聴率低下が嘆かれる中、子役ブームを巻き起こした『マルモのおきて』(フジテレビ系)や、平均視聴率26.1%の成績を残した『JIN-仁-』(TBS系)、最終話で40.0%の高視聴率を叩き出した『家政婦のミタ』(日本テレビ系)など、伝説的な作品が次々と生まれた2011年。ジャニーズを愛し、注目し続けてきたサイゾーウーマンとしては、ジャニタレが出ていないドラマばかりが高く評価される結果に寂しさを感じないでもないが、例年以上にジャニタレ出演ドラマが豊富で話題作が多かったのも2011年の特徴。そこで今回も、ジャニタレ出演ドラマを平均視聴率ランキングで振り返ってみたいと思う。 世間からは「期待外れ」のレッテルを貼られてしまったものの、ジャニタレ出演ドラマ中では堂々1位に輝き、先輩としての意地を見せつけたのが木村拓哉主演『南極大陸』(TBS系)。表現の甘さやキムタクばかりを持ち上げる演出に非難の声が集まったが、悪い声ばかりではない。 「20 億円の製作費をかけただけあって、キャストや映像の美しさは映画並みに秀逸。キムタク本人の演技は悪くなかったし、伝わってくるものはあった。今後は脇役でもいいから彼の演技を際立たせる作品に出会えれば、実力派俳優としてワンランクアップできるかも」(ドラマウォッチャー) ”数字がとれる男”としての株が徐々に下落し、地味ながらも良作に出会うことができたとき、彼の俳優としての真価が試されるのかもしれない。 続く2位は大ヒットミステリーを原作にした櫻井翔主演作『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)。原作を愛する視聴者からは「1話で挫折した」「キャストのイメージが違いすぎる」という声も聞かれたが、北川景子演じる”お嬢様”と櫻井演じる”毒舌執事”の絶妙なかけあいが程々にコミカルで、1話完結というライトな展開も功を奏したのか安定した視聴率をキープ。原作もシリーズ化していることから、続編や映画化を望む声もあり、今後の展開が期待できそうだ。 そんな「謎ディ」にわずか視聴率0.3%差まで迫り、3 位となったのが伝説アニメの実写化である亀梨和也主演『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)。これまでヒット作に恵まれず”低視聴率王子”と称されてきた亀梨だけに、スタート前は「妖怪役をするまでに堕ちたか」と嘲笑されていたが、フタをあければリアルな妖怪姿と奥深いストーリーに「丁寧に作られたいい作品だった」「ハマった」「原作を超えた」と、高い評価が集まる予想外の結果に。妖怪人間の哀愁を繊細に演じきった彼の演技力を讃える声も多く、今後は”影のある役”が舞い込みそうな予感? また、4位は草なぎ剛と今井美樹による純愛ドラマ『冬のサクラ』(TBS系)。純情な青年が10歳年上の人妻に恋心を抱くという大人向けの内容であり、チェ・ジウやクォン・サンウがゲストとして登場したことも話題となったが、 「中盤からは今井の夫役を演じた高嶋弟の”極悪っぷり”がすご過ぎて、主役ふたりの存在感が薄れてしまう感じに……。9位の香取慎吾主演『幸せになろうよ』(TBS系)や昨年のキムタク主演月9『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)など、正統派な恋愛ドラマに挑むことの多いSMAPメンバーですが、年齢的にもイメージ的にもそろそろ限界なのかも?」(同) その意味では「悪役キャラ」が開花した稲垣吾郎の転身ぶりは成功といえそうだ。 さらに、5位の横山裕出演『CONTROL~犯罪心理捜査~』(フジテレビ系)や6位の手越祐也出演『デカワンコ』(日本テレビ系)など中堅どころのメンバーが2番手、3番手として着実に視聴率に貢献する中、期待されつつもガッカリな結果に終わったのが今年デビューしたKis- My-Ft2メンバーがメインを張った13位『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)、17位『美男(イケメン)ですね』(TBS系)の2 作品。いずれも、彼らをブレイクに導くための”イケメンドラマ”狙いだったようだが、出演した藤ヶ谷太輔、北山宏光、玉森裕太が「全然イケメンじゃない!」「顔面偏差値が低過ぎ」「演技がひどい」と世間から酷評されただけで、残念ながら新規ファンの取り込みには期待するほど結びつかなかったよう。錦戸亮出演月9の『全開ガール』(フジテレビ系)や相葉雅紀主演の『バーテンダー』(テレビ朝日系)など、視聴率が期待されたが伸び悩んだ作品も多く、視聴者サイドの心をくすぐるポイントは年々変化しているようだ。 続く1月クールの注目作といえば、やはり松本潤主演『ラッキーセブン』(フジテレビ系)だろう。松本は、2010年の月9『夏の恋は虹色に輝く』での惨敗記録を塗り替えることができるか? また、山下智久主演、Hey! Say! JUMP・知念侑李出演の『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)、Hey! Say! JUMP・山田涼介がマザコン男子高生を演じる『理想の息子』(日本テレビ系)、松岡昌宏主演、横山裕出演の『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)など話題作も目白押し。さらに、竹内結子主演の刑事ドラマ『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)には、ここ最近映画や舞台などで経験を重ねてきた関ジャニ∞・丸山隆平が、向井理主演の『ハングリー!』(フジテレビ系)には稲垣吾郎、Sexy Zone・佐藤勝利が、松下奈緒主演の『早海さんと呼ばれる日』(フジテレビ系)には井ノ原快彦、中丸雄一が出演するなど、主要メンバーとして複数のジャニタレが活躍する予定。今年こそ、これまで以上に私たちを楽しませてくれる、素晴らしきドラマの誕生を期待したいものだ。 1位 『南極大陸』(TBS系)18.0% 木村拓哉、井上瑞稀(ジャニーズJr.) 2位 『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)15.9% 櫻井翔 3位 『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)15.6% 亀梨和也 4位 『冬のサクラ』(TBS系)草なぎ剛 14.0% 5位 『CONTROL〜犯罪心理捜査〜』(フジテレビ系)13.4% 横山裕 6位 『デカワンコ』(日本テレビ系)13.3% 手越祐也 7位 『ブルドクター』(日本テレビ系)13.1% 稲垣吾郎 8位 『全開ガール』(フジテレビ系)12.3% 錦戸亮 9位 『幸せになろうよ』(TBS系)11.7% 香取慎吾、玉森裕太 10位 『華和家の四姉妹」(TBS系)11.5% 加藤成亮 11 位 『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)11.4% 中島健人 12位 『高校生レストラン』(日本テレビ系)10.68% 松岡昌宏 13 位 『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)10.5% 藤ヶ谷太輔、北山宏光 14位 『生まれる。』(TBS系)10.3% 大倉忠義 15位 『バーテンダー』(テレビ朝日系)10.03% 相葉雅紀 16位 『ランナウェイ〜愛する君のために』(TBS系)9.99% 上田竜也 17位 『美男(イケメン)ですね』(TBS系)9.94% 玉森裕太、藤ヶ谷太輔、八乙女光 18位 『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)9.3% 風間俊介(ジャニーズJr.) 19位 『犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜』(テレビ朝日系) 8.47% 錦戸亮、田口淳之介 20位 『ラストマネー -愛の値段-』(NHK)6.6% 中丸雄一 ※視聴率はすべて関東地区・ビデオリサーチ調べ ※1話限りのゲスト出演や端役での出演、『新・警視庁捜査一課9係』『渡る世間は鬼ばかり』などシリーズもののドラマは除く 『「妖怪人間ベム」DVD-BOX』 ほんま結構良かったで〜 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・『南極大陸』から解放された木村拓哉が次に背負った重い課題とは ・山Pの伊デートからTOKIO城島の四十路熱愛まで! ジャニーズ熱愛を総括 ・日の丸を着る木村拓哉は”超愛国者”? いわくつき私物Tシャツの真相 ・秋の連続ドラマ戦線、キムタク、櫻井翔を抑えて健闘中は『妖怪人間ベム』! ・ジャニーズとNHKは相性が悪い!? 滑り続ける視聴率に、ファンも「出ない方がいい」 最終更新:2012/07/24 19:41 次の記事 ジブリが映画化しなければ、静かに役目を終えていた『コクリコ坂から』 >