暴言、炎上は序の口! 芸人の”笑えない” Twitter事件簿
稲本潤一と田中美保のお泊りデートをホテルのアルバイト従業員が暴露したことを皮切りに、昨年も芸能界にさまざまなトラブルを巻き起こしたTwitter。普及率が上がる一方で利用者のマナーやモラルが問題視されているが、先日もある芸人と店側をめぐってこんなトラブルが起きていた。
12月17日、東京・代官山のショップ店員が自身のTwitter上で「閉店2分前にビビる大木が来やがってちんたら見た挙句、なんも買わず帰り無駄な残業だった。芸能人振りやがってマジ腹立たしい」とツイート。そしてこのつぶやきを、なんとビビる大木本人がリツイートし「代官山のリアルマッコイズの店員ですね?普通に見たつもりです。どういうつもりですか?客に対して実名を出して悪口を言うとは」と反撃のコメントを投稿したのだ。
接客業の人間がお客の悪口を公開することは許されざる行為であるとし、ネット上でも大木を擁護する意見が多く寄せられている。なお、この書き込みやアカウントはすぐに削除され、ついには店側がホームページ上で謝罪文を掲載することとなった。大木の場合は純粋な被害者であったが、Twitterをやっている芸人の中には、フォロワーからの質問にマメに返信しながらも炎上寸前の事態に陥ってしまうケースもある。
先日も、吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊がTwitter上で愛媛県・松山市のキャバクラへ行った際のエピソードをつづったところ騒動に。小藪は店の女性がシャンパンの値段について嘘をついたため腹を立てて店を出たと書き込み、「あんな店でなんであの値段のシャンパンあけなあかんのじゃオラぁ愛媛自体いやになるわいや」などと感情をあらわにした。これら一連の発言に「地域全体を侮辱している」として抗議が殺到し、フォロワーと言い合いの事態に発展。小藪は「わかりました Twitter今日でやめます」と宣言したが現在も続投中、どうやら一時の怒りと共に状況は落ち着いたようだ。
また、芸人の中でもフォロワーと頻繁に絡むロンドンブーツ1号2号の田村淳は、数々の問題発言を残している。フジテレビの韓流偏重について「嫌なら見るな」などと持論を展開してTwitterが炎上したかと思えば、巨人軍の渡辺恒雄球団会長に対し「糞食らえ!…もとい…排泄物お食べになってください♪」と過激発言で注目を集めた。フォロワーからの質問に答えるサービス精神は支持されているが、直球な言葉で反応してしまうため、時には一般人に向けて暴言を吐いてしまうことも。
同じく吉本芸人のほっしゃん。は「原発事故の影響でがん保険に売り止めがかかっている」との発言が物議を醸し、結果的にそのツイートを削除することとなった。ほっしゃん。は他にも原発問題に関して東京電力や政府を厳しく批判し、一部からは賞賛の声もあるが行き過ぎた発言が大きな問題に広がってしまう可能性も少なくない。
こうした問題点を懸念したためか、Twitterでのトラブル・炎上を防止するシステムが登場。有名人や企業が配信する情報は「承認制」となり、ささいなつぶやきが思わぬトラブルの発展につながらぬよう、未然に防ぐ試みだ。これは既に大手芸能プロダクションのTwitter運用に活用されているという話もある。
本来であれば、つぶやきを通してタレント本人を身近に感じることができるTwitter。繋がりを持ちたいファンのためにも、タレントには健全かつ適切に利用し、楽しんでもらいたいものだ。
最近サイ女はつぶやかなくてスミマセン……
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