[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

9万円のブーツなんて買わない! 子ども服は親次第で十分カッコよくできるはず

2011/11/07 19:00
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(C)倉田真由美

 今年になってから、ココの洋服をよく買うようになりました。0歳~1歳くらいまでは赤ちゃん服だったので、妻が買ってきた服や頂きもので十分だったんですが、最近はオレが身近にいる子どもの服や子どもファッション誌に興味を持ってきたら、ココの服も気になるようになってきました。

 特に「sesame」(朝日新聞出版)という雑誌に掲載されてるブランド子ども服はすごい! グッチやフェンディ、ラルフローレンなど、どこのブランドも子ども服を展開してることを知りましたよ。しかも高い! フェンディの子ども用ブーツが9万円、どんな子どもが履くんだ? いくら金があったとしても、子ども靴に9万円払うとは! 1年でサイズが変わるじゃないですか。

 ブランド子ども服は普段着として使えなさそうなカッチリしたものばかりだし、ロゴが自己主張していて逆にダサイと思うんだけどなぁ。実際、ブランド子ども服がこれだけ大量にあるということは需要があるわけで、親が子どもに買い与えているんだろうけど、いかがなものかと。ブランドを着せりゃオシャレに見えると思ってるなら、ハッキリ言ってセンスがない! オレもブランド好きなので、ブランドを否定してるわけじゃなく、子どもには似合わないんですよ。しかもブランドを着るのはまだ早い! 自分で稼いで買え! と言いたい。

 ココは女の子だけど、Tシャツとジーパンでオッケー! 去年、後楽園に行った時にたまたま入った子ども服屋に、ストリート系で派手だけどかわいい感じの服が売ってたので、妻に頼んでいくつか買ったんです。その服は気に入ったんだけど、毎回後楽園まで買いに行くのはちょっと面倒。そう思っていたら、いままで気付かなかっただけで、都内には子ども服のショップがかなりあるんですね。で、自由が丘に行った時にいくつか子ども服屋に入ったら、後楽園の店と似た品ぞろえのショップを発見! ここでちょっと派手なスニーカーを買いました。

 今後はここでココの服を買おうかなあと思ってた時、今度は武蔵小山で子ども服のセレクトショップを発見。入ってみると、Tシャツもズボンも靴もどれもかっこいいじゃないか! なかなかセンスいい店ですよ。以来、オレはしょっちゅうこの店でココの服を買い漁ってます。先日もちょっと寒くなってきたので、ファー付きの短パンとスパッツ、オレンジのカーゴパンツ、長袖Tシャツ、ドクロのジャージ、スニーカーを買ってしまいました。全部で1万円くらいかな。この店の服はそんなに高くないところも素晴らしい。

 ちなみに店の名前は「スマイルベイビー」。店のスタッフの人に聞くと、新しい服が入荷すると速攻売り切れなんですって。なので、最近はこまめに行って服をチェックしてます。妻くらたまが去年買った服や、姪っ子のお古の服が大量にあるんだけど、どれもイマイチなんですよ。妻は「子どもなんだからなんでもいいじゃん! 無駄使いしないで!」とオレがココの服を買ってくる度に文句を言んです。というか、妻とふたりで買い物をすると、かっこいい服を見つけても「うちに服は山ほどあるから買わなくていい!」と速攻で却下されてしまう。だから妻が仕事で外出してる間にこっそりとココと武蔵小山に行き、服をちょこちょこと買ってるんです。ちなみに試着もできるので、服のコーディネートを考えるのも楽しい!


 オレはもともと服が相当好きなんですよ。去年までは全身ドルチェ&ガッバーナだったんですが、今年になって突然買うのを止めました。もう10年以上、ドルガバしか買ってなかったので同じような服ばかりになり、これ以上は買う意味がないかな、と思ったんです。「どうせだったらドルガバを止めて、別の服を買おう!」と思い立ち、持ってるドルガバはネットオークションで売ってるんです。そのお金で新たな服を買ってるってわけ。最近は自分の服よりもココの服を買う方が優先しています。ココにはオレが気に入った服を着せたいんですよ。くらたまに任せていると、無頓着すぎて、変な組み合わせになりそうで心配なんですよ!

『突然、9歳の息子ができました。』

くらたまさんの破壊的なファッションセンスの話はこちらで。

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最終更新:2011/11/07 19:00