L・ローハンが遺体安置所で社会奉仕! デリバリーを頼んで関係者がマジギレ
4年前に飲酒運転で逮捕されてからというもの、転落人生まっしぐらのリンジー・ローハン。最近は、ホテル王ヴィクラム・チャットワルとの不倫愛で注目を集めていたが、派手な暮らしぶりが伝えられる一方で、保護観察処分の条件である社会奉仕活動をまったくしていないことに判事が激怒。とうとう保護観察処分を取り消されてしまった。刑務所入りするかどうか、運命の審理は11月2日に行われることが決定。リンジーは、それまで遺体安置所で働くように命じられたのだが、相変わらずスムーズにことが進まないようだ。
2007年に飲酒運転で有罪となり、84分間服役したリンジー。この時命じられた保護観察期間は2010年に終了する予定だったが、条件をきちんと満たしていないとして期間が延長。今なお続いている。今年初め、リンジーは保護観察期間中であるにも関わらずネックレスを盗んだという罪で、480時間の社会奉仕活動を命じられたのだが、言い訳を並べたて21時間しか遂行していないことが判明。このことを重く見たロサンゼルス裁判所は19日、リンジーの保護観察処分を取り消し、一時手錠をかけ拘束したのだ。リンジーは、保釈金10万ドル(約770万円)を支払い釈放され、11月2日の行われる審理まで、遺体安置所で16時間働くよう命じられた。
翌日20日、リンジーはポルシェでロサンゼルス郡遺体安置所に登場。約束の時間から40分遅れだったが、代理人いわく、「入り口が分からず、ぐるぐる回っているうちに集合時間の8時を過ぎてしまった」そう。しかし、リンジーはこの安置所を以前にも訪れたことがあるので、ただ単に遅れただけだろうと見られている。検視局の職員に、明日出直すよう冷たくはねつけられたリンジーは、セラピーを受けて気持ちを落ち着かせてから、Twitterに謝罪文を掲載。「混乱を招いてしまい申し訳ありませんでした。もう二度と遅刻はしません。どこが入り口か分かったし! 教えてくれてありがとうございます」とツイートした。
翌21日、7時に来るように命じられていたリンジーは、なんと早朝5時35分に到着。門が開くのを、車の中でじっと待っていたそうで、代理人は「本日のリンジーは服もブーツも全て黒。安置所に相応しい服装をしています」とのコメントを発表し、仕切り直しが上手くいったことをアピールした。
米「TMZ」によると、リンジーはまず遺体を包んでいたシートを洗う作業を行ったとのこと。血液や体液にまみれたシートを目の前にして、リンジーは口を覆い絶句したという。遺体に触れることはないが、目にすることはあるため、かなり衝撃を受けているようだとも伝えられた。精神的に大きなダメージを受けているリンジーだが、前向きな姿勢で与えられた仕事をこなしており、一緒に働いているグループのメンバーと会話を交わし、頑張っているとのこと。トイレ掃除はひざまずいて行ったという。
お高くとまることなくわがままな態度も見せず、真面目に働いたというリンジーだが、セレブらしい一面も見せた。早起きしたせいでお腹が空いたのか、リンジーは10時半にアシスタントにランチを買ってくるよう指示。アシスタントは、カリフォルニアの人気ハンバーガー・チェーン店「IN-N-OUT Burger」で大量に食べ物を購入し、11時に戻ってきたとのこと。リンジーは、自分のランチだけでなく、安置所で働くボランティアたちが休憩中につまめるように、テーブルを準備させたという。
なお、リンジーは『Sex and the City』にも出てきたオシャレなお店「マグノリア・ベーカリー」でカップケーキを36個購入し、安置所にデリバリーするよう手配していたが、こちらは当局に受け取り拒否されてしまった。このことについて代理人は、「賄賂ではありません。昨日、遅刻して迷惑をかけしまったお詫びという形で、スタッフに差し入れしようと思ったのです」と弁解。リンジーは心優しく真面目でいい子なのだと再度アピールした。
このように計画通りに事が運ばず、空回りしてしまったリンジーだが、無事に8時間の初日勤務を終了。迎えの車にサッと飛び乗り、帰宅した。
リンジーに何か起こるたび、衝撃的な発言をして注目を集める父親マイケル・ローハンは、今回の事態について、「このままだと娘は遺体安置所で働くどころか、遺体となって運ばれちまうだろう」とコメント。「娘は処方箋薬物中毒なんだよ。処方した医者と母親ディナの責任だ」と言い、娘の人生がメチャクチャになってしまった原因はふたりにあると述べた。その後、マイケルは「娘の前歯が虫歯になってるだろ? ありゃ、コカインか覚せい剤中毒だからだ。吸い込むパイプのせいで、ああなったんだ」と処方箋薬中毒説を撤回。「パーティーで悪魔とダンスしときながら、イエス・キリストにお持ち帰りしてもらおうだなんて、都合よすぎるぜ」と意味不明な発言をし、「裁判所はまず薬物検査をするべきだ。娘が必要なのはリハビリだ」と主張した。
一方、リンジーの母ディナは娘の暴露本を執筆し、出版社と交渉している真っ最中だと報じられている。この本は、リンジーの最もダークな部分に焦点を当てたものだとされ、米「TMZ」が入手した序章には「娘がパーティー三昧の生活をするようになったのは、悪友、キャリア、そしてハンドラーのせいよ。飲酒に薬物、無責任な行動が、リンジーの日常になってしまった……引き裂かれる思いだわ」と書かれていたという。ちなみに、ディナはリンジーの教育係でありマネジャーでもあるため、ハンドラーとはディナ自身のことじゃないかと冷ややかに伝えられている。
天才子役と呼ばれ、出演料は1億円を下らず、ハリウッド次世代女優と高く評価されたこともあったリンジー。11月2日の審理では最高で1年半の禁錮刑が下される可能性もあると伝えられている。どうにかして保護観察期間をキープしたいリンジーだが、いっそのこと刑務所で人生をリセットした方がよいのではないかという声が多く上がっている。
日本テレビ系水曜ドラマ「家政婦のミタ」オリジナル・サウンドトラック
「遺体安置所でミタ」というドラマ作れば?
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