サイゾーウーマンコラム大作『JINー仁ー』最終回から伝わるTBSの鼻息 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 大作『JINー仁ー』最終回から伝わるTBSの鼻息 2011/07/01 21:00 週刊ヒトコト斬り 『JINー仁ー』オフィシャルガイドブック(ワニブックス) ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎『こち亀』化したりして 視聴率は良かったけど、視聴率さえ良ければ何でもいいのか? そう詰め寄りたくなる『JINー仁ー』(TBS系)最終回。ラスト、畳みかけるようなセリフ読み上げによる辻褄合わせと、三時過ぎの『ミヤネ屋』(読売テレビ)もビックリの、数分おきで小刻みに入るコマーシャル。とりあえず、「何だよ、またお預けかよ!」と文句を言われないよう、謎は全部解いときました、それとはまた別の話で繋げさせてもらいまひょと。昭和の紙芝居のオッサン的技術で、高らかに宣言された「つづく」。つづきが楽しみ、という熱量は、明らかに視聴者よりTBSの方が大きい。5年くらい経ってもまだやってたらどうしよう。 ◎すでにレコーディング済? 武井咲の出てるCMって、爽健美茶なんかもそうだけど、何か脱力モノが多いなぁ。ジャクソン5風に5人の武井咲が出て来るイオンのCMもそう。衣装やステージは70年代当時っぽいのに、歌い出した途端「いーまーこーそー」ってメロディと歌詞にズッコケそうになる。何だろうあの歌。あまりにへっぽこで、かえって続きが聞きたい。武井咲には、ぜひあの歌でCDデビューして欲しいものだ。 ◎最後の見せ場 女性問題で事実上更迭となった、原子力保安院の西山審議官。「迷惑をかけるので辞します」と自らマイクの前でけじめをつける潔さは良かったが、どうせなら最後の会見では、壇上でカツラを脱いで、マイクの横にそっと置いてから去って欲しかったな。さよならのかわりに。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・電撃婚をした加藤ローサ夫妻が、いまやるべき商売とは ・事務所があれば無敵だった? 岡本夏生のフリー活動が惜しまれるワケ ・植毛ネタを取り上げない『とくダネ!』に見る小倉キャスターの頭髪事情 最終更新:2019/05/22 19:27 次の記事 コンプレックスも? 喫煙騒動の森本龍太郎と、スター街道を走る弟の明暗 >