サイゾーウーマンコラム事務所があれば無敵だった? 岡本夏生のフリー活動が惜しまれるワケ コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 事務所があれば無敵だった? 岡本夏生のフリー活動が惜しまれるワケ 2011/06/17 21:00 週刊ヒトコト斬り 岡本夏生公式ブログより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎そういう見方もある 「すわ芸能界引退か」と騒動になった岡本夏生。なんてことはない、結局本人が打ち消し、グズグズと終結してたが。仕方ない。事務所ナシで芸能界で仕事するってこういうことだ。しかし、久々に登場した時には、その面白さにちょっと心躍ったが。てっきりワーッとたかられ、あっという間に「二発屋」で終わるんじゃないかと心配だった。その辺をわきまえ、今から露出を絞るとは素晴らしい。これからも、「素材の旨味」をちゃんと理解してるとこのオファーにだけ応えて行って欲しい。 だけど、岡本夏生って、背高くて結構スタイルもいい。リアクションとか表情、服装のセンス、目元のパサ付き具合まで、誰かに質感がよく似てると思ったら、藤原紀香とウリ二つなんである。二人の間を分つのは、所属事務所がデカいかどうかだけ。結局芸能界って、事務所がモノを言うって話である。 ◎盛者必衰 一部で酷評中の映画『さや侍』。私は見てないが。「ごっつええ感じ」世代にとって、旬を過ぎた松ちゃんに、コント以外でジタバタされるのは哀しいだけなんである。映画の宣伝で『あさイチ』(NHK)にスーツ着て出られたりした暁には。もう泣きそう。見てないものに対して発言するのもアレだが、先日のスポニチのインタビューで、「(映像を取り終わった後)まず粗い編集を最初にやってもらったんですよ」つってたしなぁ。「最初の編集を人任せにしちゃう映画監督」かぁ。もうジタバタせんといてくれや。号泣。 ◎ブレない安定感 氷川きよしから嵐の相葉雅紀にバトンタッチされた、かゆみ止め薬のムヒのCM。ムカデや毛虫にビビり、クラゲに腰を抜かす氷川もマヌケであったが、キャンプ場で、虫に刺された友達に「これヒドいねー、腫れてて。痛カユ? ヤバいってこれ」と迫る相葉もまた、違う意味でマヌケ。たかが虫刺されに、そんなにグイグイ来られても。腕を掴まれた友達も、心なしかドン引き状態に見える。しかも友達男だし。「あいつ虫刺さされ見ると異常にテンション高くね?」と裏でヒソヒソ笑われてると思うんだが。ムヒのCMって、設定といいタレントのセレクトといい、何か味がしゅんでるよなぁ。決して美味しいわけではないが。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・植毛ネタを取り上げない『とくダネ!』に見る小倉キャスターの頭髪事情 ・女子スポーツ界を混乱させる、「ガールズ」というネーミングの罪 ・『24時間テレビ』が関ジャニ∞より必要としているモノ 最終更新:2019/05/22 19:27 次の記事 いつまでも若く、キレイで従順……男性が描く「イイ女」の限界 >