批判も覚悟し、「24時間マラソン」ランナーを徳光和夫にした理由
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎動脈硬化のCMもなかったことに?
スーちゃん急逝、夫カチンコですっかり忘れてたけど、「24時間マラソン、ランナー徳さん」は大丈夫なのか。一度心臓やっちゃってるんだぞ。発表で、裏番組の『JINー仁ー』(TBS系)に勝ちたかった一心の出オチじゃないのか。いや、いい。出オチでいい。今謝ってくれたらそれで許すから、何も聞かなかったことにするから、「勢いで言っちゃいました、すみません」って撤回しないか。「想定外でした」は通用せんぞ。愛で地球を救う前に、まずは徳さんを救ってくれ。
◎収監組一派
ホリエモン、近々収監。「出来る限り向こうから発信します」つってたけど、何もかも全部バラされるだろうから、収監する側も戦々恐々だろな。中から本出すんだろうな。揉めるかな。やせるかな。友だち100人できるかな。戻った時居場所あるかな。強引に作るんだろうな。ほんと小向美奈子ってうまいことやったよな。そういえばムネオって今どうしてるのかな。
◎目張り OR DIE
今日、新宿のデパートのレストランで君島十和子一家を見た。ずーっと一人で喋ってるダンナ、君島家の流れを汲む娘二人の面ざし、若く見えるが「若い人」には決して見えない十和子の独特の顔立ち、同席してた彼女の両親とおぼしき何か地味な老年夫婦……。ああ、こうして誰も知らないところで十和子も生きているんだなぁ。誰も知らないってこともないか。とにかくなんかしみじみして、何故か関係ないのに「頑張ろう日本!」のフレーズが胸に浮かんできた。十和子だって頑張ってるのだ。とりあえず目張りだけは。目張りから始まる元気があったっていいじゃないか。それにしても普段からあの目張りはすごいわ。デパートであれじゃ、ハレの場ではどうなんだろう。目張り取ったら死ぬのかな。それくらいすごいんだって目張り。要するに、「君島十和子の目張りがエラいことになってる」って話だ。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。
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