「サイエントロジーを学ぶこと」トム・クルーズが日本記者に要求した条件
米ハリウッド俳優トム・クルーズが出演する映画『ミッション・インポッシブル4 ゴーストプロトコル』(以下、『M:I:4』)がいよいよ今年12月16日(予定)に日米同時公開される。大ヒット映画もついにシリーズ第4弾を数えるまでになったが、ここまでこぎつけるのにはかなり至難の業だったという。
「前回の第3弾が公開された2006年、パラマウント社のレッドストーン会長とトムがケンカしたんですよ。それで会長がトムとの契約を解消。代わりにブラッド・ピットを代役に立てようとしたほどです。ところが、09年ごろに関係が修復され、今回の第4弾が製作されることになった」(ハリウッド映画に詳しい関係者)
昨年9月にキャメロン・ディアスと共演した映画『ナイト&デイ』の日本プレミアでは、プライベートジェット機で来日。「日本は特別な国だけど『M:I:4』の撮影が待っているから」と滞在時間わずか14時間でとんぼ返りした。
だが、その時にトムが「またその時に日本に来る」と言い残したことに、スポーツ紙の映画担当記者は「本当だろうな」と訝しんでいるという。というのも、トムの取材には苦い記憶があるからだ。
それは05年6月に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『宇宙戦争』の取材時のこと。同映画は当時史上最高の製作費約210億円を投じたSF超大作として話題となっていた。
「完成するまで一切の情報を漏らさないスピルバーグとトム・クルーズが、何と撮影中のロサンゼルスで取材に応じるというんですよ。日本のスポーツ紙に応じるのは初めてだったんで、各紙の映画担当記者は色めき立っていましたね」(配給会社関係者)
ところが、そこには裏があった。トム側が取材に一つだけ条件を突きつけてきたのだ。
「トムが信仰する『サイエントロジー』の各施設を視察することです。『マジかよ』とみんなテンションは急降下。それでも取材に応じてくれるんなら、と施設を見て回り、どういう活動をしているのか教授されました(笑)」(同)
あちこちを連れまわされた挙げ句、お土産としてサイエントロジーのビデオをたくさん贈られ閉口したと言う。
「まあ、条件をクリアしたのでトムは取材に応じてくれましたが、各記者は『もう二度とあんなのやりたくありません』とブー垂れていましたね」(同)
『M:I:4』公開の際は来日すると思われるが、またサイエントロジーの”特別講義”をやりかねないトムに、記者たちは戦々恐々としている。
ほら、ハリウッドもキャラ立ちしないと大変だからさ!
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