サイゾーウーマン芸能芸能人も翻弄されすぎ! Twitterをうまいこと使った芸能人は誰? 芸能 2010年振り返り企画 芸能人も翻弄されすぎ! Twitterをうまいこと使った芸能人は誰? 2011/01/03 20:00 有吉弘行吉田豪芸能ウラ情報山里亮太 ――大桃美代子VS麻木久仁子の騒動や、芸人によるtwitterナンパ、ファンとのtwitter上でのバトルなど、芸能人が無防備にtwitterを触ることで起こった芸能ニュースが後を絶たなかったこの2010年。それぞれの持ち味を生かしてうまいことやった人はいないの? ということで、プロ書評家・吉田豪氏に、”うまいことやっていた”芸人を選んでもらったぞ~。 『オレは絶対性格悪くない! 』有吉弘行/太田出版 ■山里 亮太(南海キャンディーズ) http://twitter.com/YAMA414 フォローされている人数:98,327 ■有吉弘行 http://twitter.com/ariyoshihiroiki フォローされている人数:199,893 Twitterは、その人の頭がいいか悪いか、センスがあるかないか、いい人か悪い人か、面白いかつまらないか、いろんなものが丸見えになる恐ろしいツールだってボクは言ってるんですけど、そういうのがいちばんハッキリするのが芸人さんだなって気はするんですよ。実際、「~食った、なう」的などうでもいいつぶやきばっかりの芸人さんも多いわけで、これでお金が貰えるわけじゃないから積極的に面白いことをつぶやく気もしないのはわかるけど、これって損だと思うんですよね。どんな情報でも知りたがる熱心なファンに対するサービスにはなるだろうけど、それで新たなファンが増えるわけもないから。その結果、面白さで言ったら爆笑問題事務所社長の太田光代さんのほうが芸人さんよりも面白いような状況になっちゃってるという。 そんな中で、山里さんと有吉さんの対応は本当に上手いと思います。マナーのない人に嫌な絡まれ方をしたときの対応も、ただリツイートして晒し者にするんじゃなくて、ちゃんとキャラ通りのいじり方でネタにしてますからね。芸人さん以外だと、ミュージシャンなら綾小路翔さんも対応がうまいし、ボクの中で好感度がアップした人の一人です。一方で、twitter有名人になれそうだった人が「なんかあの人って寒いよね」「あの人があんなにつまらないとは思わなかった」って言われたりで、結果的に評価を落としたりすることも多いから、本当に恐ろしいツールですよ! 誤爆もしやすいからアイドルには不向きなように思われがちで、禁止してる事務所もあるみたいなんですけど、上手く使えばに応援したくなるはずなんですよ。ブログでは普通のことしか書けないアイドルが、twitterで夜中に泣いてるだけの絵文字を出すとか「しんどい」「つらい」的なつぶやきをしていると、急に好きになってきたりしますからね。この前もあるアイドルが「死にたい」ってつぶやいた直後にそれを削除したのを見ちゃったから、つい他のアイドルを取材するはずだったのに、急遽その子を取材することになったりもして。 あと、やっぱりTwitterは意外な人が繋がっていくのが面白いです。ボクが杉作(J太郎)さんと広島でイベントやったときに、「大好きなラーメンがどうしてもやめられません」と相談したお客さんが居て、それがわざわざ広島まで遊びに来たガイナックスの赤井孝美さんだったんですよ。それに対して「それはもうラーメンの勝ちです!」と、杉作さんが人生相談に勝敗を持ち込んだ画期的な回答をして。その実況ツイートをボクがリツイートしたら、あのジャズ番長ことDJの須永辰緒さんが「感動しました!」と食いついてきて。赤井孝美さんと須永辰緒さんが杉作さんがでつながる瞬間を目の当たりにすると、Twitterって面白いなと思いますね。 吉田豪(よしだ・ごう) 1970年、東京都生まれ。緻密な事前調査と巧みな話術で「最強のプロインタビュアー」として名高い評価を得ているカリスマライター。近著に『新・人間コク宝』(コアマガジン)など。 『オレは絶対性格悪くない! 』 食ったことしかつぶやかないわ、サイ女ツイッター 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・「あだ名」から「的確過ぎる毒舌」に! 有吉弘行という才能は来年も続く? ・殺人予告に公開ナンパ!? 芸人の” 笑えない”ブログ&Twitter事件簿 ・ブルボンヌが振り返る! 2010年、オネエを沸かした芸能人 最終更新:2011/03/15 00:10 次の記事 W不倫から元サヤに収まった某女優、聞こえてくる夫婦仲の不協和音 >