“カリスマ主婦モデル”冨田リカ&萩原健一の熟年恋愛…… 夫の知らない冨田の顔
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第41回(8/19~24日発売号より)
芸能レポーターの草分け的存在である梨元勝氏が逝去した。大手芸能事務所に対して”配慮”するワイドショーと対立し、番組を降板したこともあるほどの気骨があり、筋を通す人物でもあった。65歳、まだまだ若すぎる死である。芸能レポーターの役割が縮小し高齢化する中での梨元氏の喪失は、今後の芸能マスコミにどんな影響を及ぼすのか。ひとつの時代が終わった。
1位「萩原健一と同棲 あのカリスマ主婦モデル 冨田リカが一直線の全裸愛」(「女性セブン」9月2日号)
2位「蒼井優はなぜモテる?」(「女性セブン」9月2日号)
3位「楳図かずお『帰るのもイヤ!』涙のまことちゃんハウス」(「週刊女性」9月7日号)
いやはや今週の女性週刊誌は久々に話題が満載だ。ランキング外でも松潤の月9ドラマ裏話、山Pと赤西のケンカ、織田裕二の電撃結婚、(以上「週刊女性」)、のりピーの今、小林麻央の子作り男女産み分け秘策、結婚報告の山本モナが8千万円の違約金(以上「女性自身」)などなど。
しかし、1位にしたのは「女性セブン」の熟年カップルスクープだ。既にワイドショーなどでも続報されているが、60歳のショーケンと48歳のカリスマ主婦の熱愛が発覚した。当初この報道に疑問を持った人は少なくないだろう。だってカリスマ主婦ってことは既婚者じゃないの? 夫婦仲や夫婦生活を売りにした「立派な主婦」という存在じゃないの? と。
実際冨田は、飲食店を経営する夫との”理想的な生活”を全面に押し出して活動してきた。だが昨年の11月にショーケンに出会い、その虜になってしまったらしい。8月には離婚届けも出したという。
だが、このスクープ記事の醍醐味はここからだ。カリスマ主婦の夫が取材に応える。
「彼女からは離婚したいということではなくて、生活を改めたいといわれました」
「(今後離婚することは?)たぶんないです」
「(恋人の存在は?)全然!まったく!だってありえないもん」
「パートナーですからね」
なんとお気の毒な。記事冒頭にはやに下がった笑顔のショーケンとカリスマ主婦が仲良く手をつないで歩く写真まで掲載されているというのに。
夫が知らない妻の実態。恋する女はしたたかで非情である。
蒼井優はモテる。先日は大森南朋の熱愛が発覚した。V6の岡田准一と結婚間近と報じられたけど、こっちは破局。原因は蒼井側にあるとも言われている。それだけではない。共演した福山雅治や香川照之、向井理や瑛太も蒼井に”惹かれてる”んだとか。
その秘訣とは――。コラムニストの中森明夫氏や辛酸なめこ氏などが解説する。
「壊れそうな女の子が一生懸命頑張っているという雰囲気」
「共演者男性が”守ってあげなきゃ”となる」
「小動物的な感じでかわいく演出できる」
「飲んでいる相手の目をじっと見つめて黙って話を聞く」
実生活は家庭的で料理も好きなんだとか。ケッ、いるよね。こういう女。記事にはこれを”普通力”と命名しているが、普通じゃないっつーの。かなりしたたかなんだと思う。個人的には肉食系女子の方がよっぽど好きであるが、男は蒼井の方に惹かれるんだろうな。女から言わせれば「女の敵」のような存在だ。男からはモテるだろうが、周りの同世代の女から嫌われている。断言してもいい。
ご近所トラブルは当事者にとっては本当に深刻な問題だ。
2007年に勃発した楳図かずおの「まことちゃんハウス」の景観裁判は今年1月に楳図側の勝訴に終わった。しかし、トラブルは続いているらしい。感情のもつれだし、お互いが納得するような問題ではないから。
自分に敵意のある人間が近所にいたのではお互いにおちおち生活できない。近所の住民2人は執拗だった。当初は建設自体の中止を求め、却下されると赤白模様の外壁の中止を求め再度提訴、これも却下されている。このことは大きく報道され、住民は見物に来た人に嫌味を言われることもあるという。私もこの「まことちゃんハウス」を取材のため訪れたことがある。場所は東京・吉祥寺にある井の頭公園近くの住宅街だ。
田園調布とまではいかないが、まあまあのお金持ちが住んでいる場所だ。作家や漫画家も多い。だが人通りの激しい繁華街から一歩入った住宅街は、静かで排他的だと感じた。そして住民の主張は、「気色が悪い」「乱痴気な建物」などとかなり主観的なものだったらしい。京都や国分寺などでも建物の高さを巡る景観論争もあったが、今回の問題はそれとは別次元の話だと思う。自分の価値観と違うものを排除する。嫌味を言う見物客もその心理は同じだ。閑静な住宅街だからこそ起こった問題なのだと思う。下町だったらきっと笑って歓迎してくれるだろう。地方都市だったら町興しの材料にされてしまうかもしれない。
楳図先生の間違いは、吉祥寺を選んだことだ。取材に対して楳図先生はいつもの様子とは一遍、「あそこに帰るのもイヤです」と語っている。御年73歳、もうひと稼ぎしてウエルカムな安住の地を求めて欲しい。
VAN世代って感じのファッション
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