胸をまさぐられ、無理矢理キスを……女性記者が告発する”角界のセクハラ”
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第36回(7/8~7/13発売号より)
夏の参議院選にはガッカリだ。菅直人の消費税発言は思慮がなさすぎなのは当然として、政権交代してまだ10カ月なのに、民主党を見限った選挙民にもがっかり。総理がコロコロ代わる日本だから、民意もコロコロ代わるのも当然なのか。
1位「乗り越えた破局危機 安室『内助の功』と淳が漏らす『結婚』」(「週刊女性」7月27日号)
2位「だから大相撲は嫌われる! 『私は琴光喜の膝の上に座らされ、無理やりキスをされた……』」(「女性自身」7月27日号)
3位「45才、奇跡の背中『もうお肉は一生食べないと思います』」(「女性セブン」7月22日号)
正月のセドナ旅行発覚以来、当コラムでもずっと追い続けてきた安室奈美恵とロンブー淳。破局、いや順調交際などと芸能報道は二転三転していたが、案の定交際は続いているらしい。くやしぃーー!! それでもって淳はどんどんいい男になっていくように見える。
安室ファンで、”淳ごときと熱愛?”と思っていた私は、さらに悔しい思いに駆られている。交際から半年、淳が頼もしく思えるのは本当だ。なんだか落ち着いているし、以前あった「軽さ」や「いやらしい自信」も影を潜めている。あーあ。
そんな淳がボーカルを務めるバンド「jealkb」のライブに安室がお忍びで現れた。安室自身も全国ツアー中だというのに、その合間を縫って。恋人というだけでなく、ライブの企画にも関っているんだって。そんなに淳が好きなのか。しかも自身の結婚・恋愛観を語る淳の言葉は、さらに格好いい。
「婚姻届といった書類や法律で守られる関係ではなく、お互いが一生、恋人同士のようにドキドキできて、努力し続けるパートナーでありたい」
「形式に囚われないけれど精神的には深く結ばれている。そういう関係が理想」
くそーー!! 思えば2人の衝撃熱愛旅行をスクープしたのは「セブン」だが、その直後に破局説を流したのが「週女」だった。それから半年、「週女」自らが「ライブへお忍び写真」を掲載し、破局説を否定した。ヤキモキさせやがって。安室が幸せならそれでいいけど。
久々に感心し、かつ笑わせてもらいました。「女性自身」の「だから大相撲は嫌われる!」という特集記事に。4部構成のトップは「私は琴光喜の膝の上に座らされ、無理やりキスをされた」という告発記事。そして告発者はなんと「女性自身」の女性記者、なのだ。
この女性記者は28歳のロシアクオーターで、これまでにも何度か”力士合コン”に参加したことがあるという。そして2年前、琴光喜のカラオケ誕生パーティに出席した際、強烈な経験をした。初対面なのに琴光喜に気に入られてしまって、無理やり膝の上に乗せられた女性記者。琴光喜の手は記者のおなかをまさぐり始め、次第に胸に達する。そして首筋にキス。さらに無理やり口にもキス。30分ほど我慢し、隙を見て逃げたが頬から首筋まで琴光喜のよだれでベタベタ――。
うげっ、キモっ、立派なセクハラである。おそらく女性記者にとって誕生パーティーに出席したのは仕事、取材、情報収集の一環だと思われるが、なかなかディープな体験であることには違いない。その我慢と努力が、今回の琴光喜賭博騒動で実を結んだというべきか。渾身の”発掘”スクープだった(笑)。
今年4月に発売された元バレエリーナの草刈民代のヌード写真集は衝撃的だった。引退から1年、45歳という年齢なのに引き締まった美しい裸体! 同世代の私は、同世代の女友達たちと、この話題で盛り上がった。
「さすがに綺麗」
「何いってんの。いろいろ(写真を)修正してるでしょ」
「マジ!?」
「若くてスタイル抜群のモデルでも修正する時代なの」などなど。
それほど衝撃的だったのだ。その民代の「背中」の撮り下ろし写真が「セブン」で掲載された。相変わらずお美しい! だがそれ以上に衝撃的なのが、彼女のインタビューでの「お言葉」だ。
「(引退後も)ピラティスは欠かせません」
「体をしゃんとしていないと、顔も老けやすいんです」
極め付けが「お肉は一生食べないと思います」。あー、種類が違うとしか言いようがない。ストイックで自分に厳しいんだなぁ、とは思う。でも一番の謎は4月に発売された写真集の版元社長は、かつて民代と噂された男性だったってこと。過去も綺麗にストイックに清算、ってこと!?
しゃ、しゃ、社長~~~~!
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