元英国王室のトラブルメーカー、ヨーク公爵夫人が借金トラブルで2度目の告訴!
父親のチャールズ皇太子を飛び越え、英国の王位を継ぐのではないかと噂されているウィリアム王子。王子の婚約と、11月の結婚の話題で大いに盛り上がっている英国だが、そんなイギリス王室の裏で、元王族のセーラ・ファーガソン嬢がまた金銭トラブルで告訴されたというニュースが伝えられた。
米「RadarOnline」によると、ロンドンに拠点を置く法律事務所Davenport Lyonsが、セーラを相手取り、未払いである弁護士費用の支払いを求める裁判を起したとのこと。金額などの詳細は明らかにされていないが、セーラは昨年会社を倒産させていることから、長期に渡って支払いが滞っているのではないかと見られている。
セーラは1986年にイギリス王子ヨーク公アンドリューと結婚。2女をもうけたが、アンドリュー王子の目を盗み、多くの男性と浮気していたことが原因で92年に別居、96年に離婚している。結婚当初からかなりの浪費家として知られ、イギリス王室御用達のクーツ銀行からの借金はみるみる膨らみ、500万ポンド(約7億円)を超えていたとされている。
離婚後は、良き相談相手であったダイアナ妃と母親を続けて亡くし、莫大な借金を抱え途方に暮れたそうだが、ニューヨークに移り住み、必死に働き借金も返済。本の執筆やメディアへの出演、チャリティ活動にも積極的に参加し、減量に成功したことをオープンに語るなどの庶民的な性格がアメリカで人気を集め、セレブ界に見事カムバックした。
06年には、セーラのアメリカでの活動や仕事を管理する「Hartmoor LLC」を設立。ニューヨークの一等地マディソン・アヴェニューにオフィスを構え、ジュエリー・デザイナーとしてデビューしたり、セレブ・イベントに出席するなど華々しい活動を続けていたが、年間200万ポンド(約3億円)で広告塔となっていた大手ダイエット会社ウェイト・ウォッシャーとの契約が08年に切れ、英国の陶磁器ブランド・ウェッジウッドとの契約も解消されたことで金銭的な問題を抱えるようになり、昨年10月に63万ポンド(約9,000万円)の負債を抱えて倒産。
「Hartmoor LLC」の倒産に関連して、アメリカの企業3社から約3万ドル(約300万円)の未払い金を強制的に支払うよう裁判所に手続きされたり、イギリス在住の債権者たちからの厳しい追求を受けたりと、今年に入ってからもかなり追い込まれているとのことだ。
セーラは離婚後もヨーク公爵夫人の称号を持っているが、もはや返上するしかないのではないかという厳しい声もあがっている。
「公爵夫人」って肩書きはずして出直しな!
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