サイゾーウーマンコラム「百恵と友和の息子」に振りかかる、CMという名の災い コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 「百恵と友和の息子」に振りかかる、CMという名の災い 2010/03/31 21:30 週刊ヒトコト斬り 「リポビタンD」公式HP ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎リポD飲んだら、この状況から脱却できる? 百恵の息子、リポビタンDのCMでデビューか。あのCMに取りつけられたコンセンサス(危機一髪の状況を、いつも強壮ドリンク一本で回避するというシチュエーション、「ファイトォォ、イパアアツッ」というセリフ絶叫、そして傍らにはいつもケイン・コスギという状況)は、どうみてもマヌケだ。いろんな仕事をした後、ガタイの良さを生かして声がかかった、てな話ならまだ救いがあるが、「リポビタンDのCMで(実質)デビュー」「お披露目会見」ってのは、どう見てもマヌケの沼に頭のてっぺんまで浸かってるだろう。でまた取材リポーターから「(百恵と友和)どちら似ですか?」というマヌケ質問受けてた。「どちら似ですか?」って。本人に聞いてどうする。でまた本人「どっちですかねぇ…」とか真剣に考えてんの。マヌケの上塗り。本当に、「百恵と友和の息子」ってだけで、いくらでものんびりやってけるだろうに、なぜ無理やりこっちの世界に入ってくるか。それもマヌケの海をかき分けながら。 ◎そのダンジョン、広そうに見えて限りなく狭いよ としみじみしてたところに、また二世情報が。若山富三郎の長男と、上原謙の末娘が結婚するらしい。45歳と29歳。それぞれ俳優と女優だそうだ。一回も見たことないけど。この45歳と29歳がハイユージョユーとして生きていけるダンジョンもまた、芸能界には用意されているわけだ。一歩もそこから出てくんなよ。何はともあれ、おめでとうございまーす。 ◎浅田真央&高橋大輔から派生したアレコレ 金メダリストはまず出ない、五輪直後のフィギュア・世界選手権。すごかったな、キム・ヨナの「出てあげた」感。ま、それはそれとして、各マスコミが謳っていた「日本人アベック優勝」という謳い文句のアナクロさ。アベックて。何かうれしそうに並ぶ二人を見るたび「もうお前ら付き合っちゃえよ」と思ってしまう。あ、藤川ゆりと小泉進次郎もそうだ。あと、やっぱり志村けんと優香。以上が、私の中の「もうお前ら付き合っちゃえよ」ベスト3。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【バックナンバー】 ・ドラマに限界を感じたジャニーズが開いた、新たな開拓地とは? ・沢尻エリカの芸能界サバイバル術のお手本はあのアイドルだった! ・東京ガールズコレクション、モデルとファッションが売りの構造はまるで…… 最終更新:2019/05/22 19:51 次の記事 キムタクがオダギリジョーに嫉妬!「僕が本当に演じたい役は……」 >