サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場地味な男アンジャッシュ児嶋、嫌な奴という魅力 芸能 [TVツッコミ道場] 地味な男アンジャッシュ児嶋、嫌な奴という魅力 2009/12/18 17:00 TVツッコミ道場アメトーーク!99プラスアナザースカイアンジャッシュ今田耕司児嶋一哉渡部建 DVD『キンネンベスト』アンジャッシュ/ジェネオン・ユニバーサル アンジャッシュの児嶋について考えることって、今までなかった。 アンジャッシュ児嶋一哉。人力舎所属。コンビのボケ担当。相方は渡部建。『エンタの神様』(日テレ系)でのキャッチフレーズは、「コント仕掛けのスペシャリスト」(意味不明)。何年も前からアンジャッシュは知ってても、児嶋という男に関して思いつくことは、そのぐらいだ。ていうか、何より先に浮かぶのは、「地味」。これが一番の項目かもしれない。「おでんでいうと、”ちくわぶ”みたいな」というたとえが時々あるが、まあ、だいたいそんな感じ。ちくわぶじゃなければ、揚ボールとかキャベツロールとかでもいいけど、玉子や大根では決してない。ちくわぶ、美味しいけどね。なんの話だ。 ちょっと前までは、ペナルティのヒデやバナナマンの設楽あたりとかぶるポジションだったような気もするが、今回は、数日のうちになぜか続けて登場し、あえて考えてしまうはめになった”揚ボール”、アンジャッシュ児嶋一哉にツッコませていただきます。 児嶋はまず、12月8日放送ぶんの『99プラス』(日テレ系)に、人力舎芸人代表として、渡部や東京03、キングオブコメディらと出演。この日は行きつけの店にいる美女を紹介する企画だったのだが、トークの流れを作るのが渡部。そこに03が少し個性を発揮し、キンコメ今野がブサイクぶりを遺憾なく発揮してオチを一手に引き受けるといった形の中、児嶋はほとんどしゃべらず。いつものように、「地味」という仕事をきちんとこなしていた(のか?)。 その2日後、10日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。テーマは「口軽い芸人」。サバンナ高橋を中心とする、ゴシップ大好き芸人によるトークだったのだが、本人出演ではなく、「口軽い芸人」人力舎代表の小木の口から、児嶋の話題が出た。曰く、「かつて、小木と児嶋がダブルデートをしているところを写真週刊誌に撮られた。その週刊誌の発行元からアンジャッシュが直後に単行本を出版→本のために売られた?」。しかも、そういったことが何度かあったらしい。……ちくわぶなのに、そんな奴だったのか。しかし、実際には潔白だったらしいのだが、結果的に「友達が一人もいなくなっちゃった」とのこと。地味だけど愛される存在でなければならない、ちくわぶ芸人なのに、嫌われ者なんですか。小木がさらにたたみかける。「矢作とアンタッチャブル山崎が、ハットをかぶるのをやめようと言っている。なぜかというと、児嶋が最近ハットをかぶりはじめたから」、「柴田がパーカーを着るのやめる、それは、児嶋がパーカーを着始めたから」……児嶋さん……。 しかし、考えようによっては、「地味」しかなかった(気がする)児嶋という男の項目に、「嫌われ者」という新たな項目が加わり、少なくとも自分の中では、何か色が付いてきた。 と、さらにその翌日、12月11日。JT提供のトーク番組『アナザースカイ』(日テレ系)。司会は今田耕司。ホスト側の進行が芸人で、あとモデル(LIZA)と、おとなしめのイケメン(バレエダンサーの宮尾俊太郎)という布陣で一社提供、JTが『おしゃれイズム』(日テレ系)やりたかったのかなという、「イズム廉価版」みたいな番組だが、そのゲストとして、揚ボール本人が、なんと単独で登場した。ブーム到来か? ちくわぶ的存在すぎるのが災いしたか、『イズム』の森泉的ポジションのLIZA、児嶋を紹介するとき、「児嶋テツヤさんです!」と、思い切り名前を間違える。 さて、児嶋をゲストに迎え、どんなトーク内容になっていくかと思えば、まず出たのが、売れずに辞めようと思っていたときに励ましてくれたX-GUN西尾への感謝というイイ話に対して、「こういう話も、X-GUNさんが再ブレイクしたときにしようと思ってたけど、なかなかしない」と言う児嶋。今田も「すぐそういうこと言う!」とウケていたが、さすが、嫌な奴キャラだ。 他にも、「ジャニーズに写真を送った」、「自分のテレビ出演番組の録画を、自分が映ってるシーンのみに編集(渡部のシーンはカット)」といった、自分ラブな面も見せ、「渡部は20人中、5番目に声をかけた相方」ますます卑怯キャラに磨きがかかっていく。今田も「お前、ホンマ悪い奴やなぁ」「帰ってもらっていいかなぁ」と呆れていたが、今までずっと地味と思っていてゴメン。立派なブラックちくわぶだった。 『99プラス』でも、渡部の社交的で人気者な面が出されていたが、その一方で、こんな児嶋さん。これからは、アンジャッシュのケツの穴の小さい方と、積極的な興味をもって応援していけそうです。 最後に、児嶋さん、麻雀はプロ雀士の資格をもち、本当に強いらしい。『スカイ』のロケで、香港の世界チャンピオンに勝っちゃったし。ちくわぶにスポットが当たる時代到来だ。 (太田サトル) 『アンジャッシュ ベストネタライブ 「キンネンベスト」 [DVD]』 渡部の方が頂けない存在 【関連記事】 「いい話」番組で小島よしお、ボケ封じ込め沈黙 【関連記事】 芸人キラー徹子、新挑戦者のアンタに猛ラッシュ.そして奇声 【関連記事】 蒼井そらが見せる、深夜のシュールな「説教コント」 最終更新:2013/04/05 11:09 次の記事 メンバーが証言「赤西仁は女性なら誰でもいけるアメリカン」!? >