[ジャニーズ・メディアの裏側]

大根or好演？　Hey!Say!JUMP薮宏太と八乙女光のドラマの評価

2009/08/16 08:00

　主役のみならず、二番手以下にも多くのジャニーズタレントが出演している今クールのドラマ。なかでも注目を集めているのが、草なぎ剛主演の『任侠ヘルパー』（フジテレビ系）に出演中の薮宏太と、滝沢秀明＆錦戸亮の『オルトロスの犬』（TBS系）に出演している八乙女光だ。ともにHey!Say!JUMPのメンバーであり、Jr.時代からの大親友。2004年の『3年B組金八先生』（TBS系）では生徒役で共演した経験も持っている。さて、そのふたりの評価はいかがなものなのだろうか？

　まずは『任侠ヘルパー』で、暴力団の構成員という素性を隠して介護ヘルパーの仕事に励むチャラチャラした若者・鷹山三樹矢を演じている薮。撮影当初は月9ドラマ『ブザー・ビート』（フジテレビ系）のロケバスに間違えて乗り込んでしまい、山下智久に「これ『ブザー・ビート』のロケバスだよ！」と教えられたという天然くんだ。

「『金八先生』では棒読みのセリフと表情の硬さで大根役者のレッテルを貼られていた薮ですが、今回もドラマが始まる前までネットで『高木神（「ごくせん」出演の高木雄也の演技が神業級にへたくそだったためにつけられたニックネーム）の再来』と揶揄されていました。しかし、実際の演技はそれほど悪くなく、可もなく不可もなく……といったところですね。高木のように散々な評価を受けるよりははるかにマシでしょうが、話題性がないという点では厳しいかもしれません。ネットでもすでに空気扱いです」（ドラマライター）

　次に『オルトロスの犬』で大手製薬会社の息子でありながら、違法薬物売買グループのリーダー・熊切勝を演じる八乙女。『金八先生』の際にはストーリーが進むにつれ演技力は格段にアップ。覚せい剤中毒となる中学生という衝撃的な役柄を演じきり、視聴者の印象に強く残った。

「今回は不良グループのリーダーなんですが、なかなか迫力がありますよ。『圧倒的な悪のカリスマ』役なのに、どこか優等生っぽい滝沢秀明よりも、存在感が感じられます。今後の活躍が楽しみですね」（前同）

　ふたりとも、連続ドラマ出演はまだ2作目。今後、お互い切磋琢磨しつつ、キャリアを積んでいってほしいものだ。　