サイゾーウーマンカルチャー発行部数は60万部、「sweet」は”通販化”している? カルチャー 「cher」の付録で読者を釣った? 発行部数は60万部、「sweet」は”通販化”している? 2009/04/14 17:00 sweet出版 「sweet」09年5月号/宝島社 今や、宝島社の稼ぎ頭になっている「sweet」。2009年5月号の付録は、08年4月号に付いていた「cher」のランチタイムトートバッグ以来の、超強力コンテンツ。なんと「cher」のトートバッグとポーチの2個付きです! それだけで、「sweet」編集部の気合の入り方が窺い知れるというもの。そして鉄板付録を付けた今月号は、発行部数60万部を突破したらしいです。最盛期の「CanCam」(小学館)が70万部。今回の「sweet」はそれに迫る勢いです。この快挙に浮かれた(?)同誌の渡辺佳代子編集長は、60万部を刷る現場を視察しに、印刷工場見学まで行ったらしいですが、浮かれる気持ちも分かります! ただし、これはあくまで発行部数の話。実際にどれほど売れているのかは、ベールに包まれているのが実情。一説には、宝島社系の雑誌は発行部数の50%程度しか、売れていないという話もあるので、本当に「sweet」が売れているのかは疑問が残るところ。 とはいえ、60万部の半分だと30万部強は売れている計算になるので、女性誌では売り上げトップなのは間違いなさそう。 今月号の別冊は、丸ごと1冊通販ブック。「rich」「NINE」「blondy」「JILL by JILL STUART」をはじめ、「sweet」でお馴染みのブランドアイテムが240も揃っています。おまけに4月20日(月)には、テレビ東京・テレビ大阪・テレビ名古屋で「sweet」の通販番組も放映するというのだから、もはや雑誌なのか通販誌なのか分からなくなっていますね。 10年前の創刊当時、「sweet」はモード系雑誌として誕生。しかし、イマイチ認知度が高まらずに、試行錯誤の末、今のようなガーリー路線の確立に成功したのです。読者を獲得するための手段のひとつとして、意図的に付録にも力を入れてきました。今のように軌道に乗る前は、社員のボーナスをカット(!)してまで付録の費用を捻出していた時代も。そんな苦難を乗り越え、今度は通販にのりだす予定? でも、良い誌面を作る力があるのだから、「sweet」にも付録や物販で勝負するのではなく、コンテンツの力で勝負してもらいたいものです。 『Cher 2009 Spring/Summer Collection』 カタログならオフィシャルブックがあるのに 【関連記事】 イジリ過ぎ? 30歳の浜崎あゆみ、表紙&インタビュー 【関連記事】 遠くの梨花より、近くの着回し? 防寒<オシャレで秋を乗り切れ! 【関連記事】 アラサー女性誌No.1「In Red」の 男性版を創刊予定か!? 最終更新:2009/04/14 17:08 次の記事 恋人・長澤まさみが浮気!? 二宮和也が衝撃の経験談を語る >