サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)嵐二宮和也二宮和也の感動ドラマ、視聴率はイマイチでも専門家は大絶賛 男性アイドル [ジャニーズ・メディアの裏側] 二宮和也の感動ドラマ、視聴率はイマイチでも専門家は大絶賛 2009/04/07 08:00 ジャニーズ嵐二宮和也 嵐の中でもダントツの演技派・二宮和也 3月29日に放映されたTBS感動ドラマ特別企画『DOOR TO DOOR~僕は脳性まひのトップセールスマン』。06、07年に放映された嵐・二宮和也主演の感動ドラマ3部作の最終章だ。 第1弾『少しは、恩返しができたかな』ではユーイング肉腫という難病に冒されながら東大受験に挑んだ高校生、第2弾『マラソン』ではフルマラソンに挑戦する自閉症の青年を演じた二宮。最終章の今作では、脳性まひという障害を持ちながらも、セールスマンとしてアメリカ北西部で活躍したビル・ポーター氏の半生記『きっと「イエス」と言ってもらえる-脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン』(草思社)が原作となっている。 二宮演じる倉沢英雄は脳性まひによる右半身麻痺、言語障害を抱える22歳の青年。死んだ父親と同じセールスマンとして就職したものの、慣れない仕事に戸惑ってばかり。それでも、持ち前の明るさと、母親の励まし、同僚のサポートを受けて、ひたむきにがんばる英雄。その姿に、周囲の”心のドア”もしだいに開いていく……。 あらすじだけ読むといかにも「お涙頂戴」的なこのドラマ。放映を見た視聴者はどう受け止めたのだろうか。 「偽善的なドラマかと思ったけど、予想外にさわやかだった」 「障害者を過剰に善人ぶらせてない点と、障害者雇用促進法などの現実をさらっと紹介する演出がよかった」 「母親との親子愛がいい。最後のシーンは泣きっぱなし」 「脇を固める渡辺いっけい、金田明夫らの演技が見事。同僚役の加藤ローサもおでこがかわいかったし、よかった」 などなど、障害をテーマにしつつも、そればかりを前面に打ち出さなかったことで、逆に好印象をもった視聴者が多かったようだ。 また、ドラマ同様に評価されたのが、二宮の演技。その表現力には、同じ障害に関わる人たちからも「弟が脳性まひだけど、まったく同じ動きだった」「障害特徴をうまくとらえていた」と高評価。ドラマで動作指導に携わった神奈川県障害者自立支援生活センターの事務局長・鈴木治郎氏も、「うまいな!と思います。とても難しい役だと思うのですが、イヤミがないですね。(略)あまりリアルにしてしまうとイヤミに見えますし、その辺のさじ加減が上手」(『DOOR TO DOOR』公式HPより)と大絶賛。 見学に来ていた娘さんも「お父さんがいる!」とビックリしたという。ともすれば、わざとらしくなりがちで、視聴者に抵抗感を抱かせる危険性もある難役を自然に演じきった。 視聴率こそ9.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と振るわなかったものの、「脳性まひは障害ではなく、ひとつの個性」という二宮の演技が感動を呼んだ『DOOR TO DOOR』。 『少しは、恩返しができたかな』で第15回橋田賞受賞、『マラソン』でギャラクシー賞月間個人賞(9月度)に加えて平成19年度文化庁芸術祭賞テレビ部門で放送個人賞と、賞を総なめにしてきた二宮だが、今回はどのような評価を得るのだろうか。 【関連記事】 二宮和也、「セリフよりまずスタッフの名前覚える」独自の演技論 【関連記事】 嵐の新曲大ヒット! でも櫻井翔の映画『ヤッターマン』は…… 【関連記事】 慶応出身の櫻井翔、熱があっても学校に行っていた日々を振り返る 最終更新:2018/08/15 15:52 次の記事 「沢尻エリカのダンナ様」がハイテンションで語った結婚観って? >