カミソリ脅迫にニセ対談!? アグネス・チャンが明かしたアイドルの裏側
本日ツッコませていただくのは、2月19日放送分の『うたばん』(TBS系)に出演したアグネス・チャン。
どういうわけかこのところ、特番『あなたが聴きたい 歌の4時間スペシャル』(TBS系)とか、16日放送の『HEY! HEY! HEY!』(フジテレビ系)での特集とか、懐メロをとりあげる番組が多い。そんな中、『うたばん』ではこの日、往年のアイドル麻丘めぐみ、黒沢年雄とともにアグネス・チャンが登場。
当時のVTRを観ながら、「よくわからない言葉しゃべってたね~」「なぜかよくわからないけどヒットした」などと相変わらずあまり上手じゃない日本語で語り、鉄板の「日本に来て公園でハトを見てビックリした。美味しそう~と思うのに、日本ではハトを食べないなんて」という「すべらない話」を披露していた。
そんななか、強調されたのが、当時のこんな恨みである。
「中華料理が好きな子だと思われて、毎日毎日、中華丼ばかり出された。抗議したら、言葉が通じなくて、次の日も中華丼だった」「隣の(人の)天丼やカツ丼がうらやましく見えた」
日本に来てわずかな期間に日本語がペラペラになる外国人力士たちに比べ、アグネス・チャンの日本語の上達の遅さは積年の疑問だったが、こんな苦労があったとは……。今や、大学の客員教授まで務める人なのに。
さらに「苦労話」として語られたのは、ちょっと衝撃的な内容であった。
「昔はカミソリとかもよく送られて。私の場合、(そういうことをされたのが)野口五郎さんのファンの方で、野口五郎さんと対談ページに2、3回載ったら、トイレに行ったとき急に『ドンドンドン』って鳴って『五郎に手を出すな~』と言われたんですよ。一言もしゃべってないのに!」
これ、ファンの話も恐ろしいが、さりげなく語られた事実は、もっと恐ろしい。「対談を2、3回」やっているにもかかわらず、「一言もしゃべってない」とは……。どうやって「対談」したんだろう……。当時はこういうことも当たり前の時代だったのかもしれない。
かつてのトップアイドルたちの仕事、そして業界の「裏側」を何の悪気もなく、露呈してしまったアグネス・チャン。
それとも、単に日本語の間違いだったのだろうか……。
(田幸和歌子)
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