祝・沢尻エリカ結婚! あの花嫁衣装に賛否両論
とうとう沢尻エリカが結婚した。
開店休業状態で1年以上。「そんな終わった女優の話はどうでもいい」と言う人もいるが、「どうでもいい」と言いつつ、つい気になってしまう存在が沢尻である。
「別に」騒動以降、沢尻はすっかりネタ女優となった。「謝罪インタビューで涙」「空港でOh,shit!発言」「ハイパーメディア・クリエイター(笑)と同棲」ときて、結婚前に、もうあとひとネタふたネタ提供してほしかった。いや、人妻になったこれからこそいいネタがあるかもしれない。イヤよイヤよと言いつつ目が離せない。
今後、ありえるネタとしては……、
・香水をプロデュース
・英語以外の外国語でファンにメッセージを送る
・子どもに「魔狸庵(マリアン)」もしくは「つらら」みたいな名前を付ける
・離婚→暴露本出版→歌手活動復帰→ハッスル出場
などなどが考えられる。
そんな愉快なアイドル・沢尻が、挙式で最後っ屁みたいなネタを提供してくれた。あの花嫁衣装である。花盛り頭にブルーグレーのコンタクトレンズ、そしていつものアイラインたっぷりケバメイク。挙式前、「だって着物着たいじゃん」なんて、口うるさいアラフォーが口をつぐんで感心しそうなことを言っていたのに、フタを開けて見たらアゲ嬢かよ! と全国のツッコミが聞こえそうだった。案の定、ネットでは賛否両論あった。
ありきたりな花嫁衣装じゃいや
↓
あえて和装に回帰して個性を発揮
↓
でも、伝統的な和装のままじゃいや
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現代ふうにアレンジして個性を発揮
と、2回くらい個性を発揮してみた結果があれ。レンタル料約50万円というアンティークの高価な打ち掛けらしいが、コンタクトのせいかメイクのせいか、どことなくギャル浴衣や成人式のペラペラ着物のコスプレと同じ匂いがする。中学校の不良先輩ふうとでも言おうか。そういえば、ヤンキーってお祭りや行事が大好きだし、夜露死苦などの当て字も好き。かなり和テイストと親和性が高い。日本の文化は一部のセレブと数多のヤンキーが継承していると言っても過言ではない。
制服、浴衣、成人式、そして結婚式。保守的な場で個性を発揮しようとすると、人はなぜかヤンキーになってしまうようだ。これぞヤンキーマジック。挙式で和装を考えている人は、無駄な個性を発揮しないよう気をつけましょう。……といっても、結婚式なんて本人たちが楽しければそれでいいもん。人生、他人のネタになってナンボですよね。
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