平原綾香の前世はエリーゼ!? 証言者はあのベートーベン
今回ツッコませていただくのは、12月24日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)。
「はなまるカフェ」のゲストとして登場した平原綾香は、「おめざ」として、ノドの健康のために食べている山田養蜂場のハチミツを紹介。
さらに、自分の宝物として、5つの写真を紹介するなかでも、子どもの頃の無邪気な映像や、サックス奏者の父、さらには「第二のお父さん」としてさだまさしの話をするなど、イメージ通り「育ちが良くてナチュラルなお嬢さんなんだろうなあ」と思わせるトークを披露していた。
イヤな感じもないし、オチもない。そんな調子で眠くなりながら観ていたところ、最後にキョーレツなオチが待っていた。
「夢の中で会いました」といった平原の手書きの文字が添えられ、「大ファンです」と紹介された写真に写っていたのは、なぜか西川貴教!
「夢の中で仲良くなって、大好きになることってありますよね?」
突然、それまでとは熱のこもり方がずいぶん違うトーンになった。すかさず薬丸、「それはもともと好きで、その人のことを考えて寝るから夢に出るとかじゃ?」と冷静なツッコミをしていたが、「もともとそれほど好きなわけじゃなかったのに、大好きになった」と繰り返す。
彼女いわく、「夢の中に出てくる人とは、後に知り合ったり、親しくなる」法則があるそうで、これまでもミスチル・桜井や嵐・二宮と夢の中で親しくなってから、実際に知り合ったのだそうだ。
穏やかな観音顔で、うっすら微笑みをたたえながらぶっとんだことを言う様子は、ちょっと相田翔子にも似ている。
そんなことに気づいてしまうと、このちょっと不思議な「夢のなかのご縁話」が、妙にしっくりきてしまうわけだが、きわめつけに登場した例は、みんなの想定をはるかに超える人物だった。
「ベートーベンも夢の中によく出てくるんです。夢の中で『キミを見ているとホッとする。キミはエリーゼの生まれ変わりだ』って言うんです」
ベートーベン!? ビックリして叫びそうになったが、薬丸も岡江久美子も慌てた様子で口を揃えた。
「いかないで……」
行かないで? 逝かないで? 平原綾香の法則的には、「ベートーベンのもとに召される」というのが正しいのだろうか。
大ヒット曲『ジュピター』以降、実力のわりに、いまひとつ万人が知る大ヒットに恵まれない印象の平原綾香。だが、後ろ盾についているのが「第二の父・さだまさし」なんて屁にもならないほどの巨匠・ベートーベンであるとするならば、今後、大化けする可能性だってある!?
(田幸和歌子)
約2年ぶりのオリジナルアルバムは、評判上々のようです
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