「カーナビ持って走れ」 徹子のむちゃぶりに、間寛平惨敗
今回ツッコませていただくのは、11月21日放送の「徹子の部屋」(テレ朝系)。
「いきなり『かいーの』って、おっしゃって。それが私はちょっと分からなくて(中略)失礼しました」
という”謝罪”から始まった。
ゲストは間寛平。以前出演した際に、「ナメナメクジクジ」「いくつになっても甘えん坊」など、数々のギャグを繰り出しては、徹子に通じずに「惨敗」したというところから番組は始まった。今回はリベンジできるのであろうか?
メインテーマは、寛平が年末から約3年かけて挑む、3万6000キロにおよぶ地球一周マラソン「アースマラソン」に出場するにあたっての意気込みだ。陸路はラン、海路はヨットでという過酷なもの。ここに、芸人キラー・徹子が切り込んでいく。「いくつになっても甘えん坊」「チャッチャマンボ、チャチャマンボ」のギャグを織り交ぜながら走ってはどうか、と奇妙な提案をするのである。
これに対し、「チャッチャマンボ、チャチャマンボ、パキューン、パキューン!」とやったあと、「走られへんわ!」と、綺麗なノリツッコミで返す寛平。しかし、「じゃあ、ヨットの中で」と、徹子リターン。さらに、「そんなんやっとったら、波で外へ放り出されますよ」と言う寛平に、さらりと一言。
「大丈夫ですよ。それで放り出されるようなアナタじゃないでしょ」
徹子さん、どこに根拠があって、そんな自信たっぷりなんですか。
ようやく本題の「アースマラソン」そのものに話題が移っても、徹子節は止まらない。地図上の太平洋を指差し、「『いくつになっても甘えん坊』やっていただきながら、このへんで」と、海の上で、誰に向けてかわからないが、ギャグをやれという。寛平が、アメリカ大陸では「オーバマー! アーメマー!と言いながら走ります」と言うと、「オバマ、アマナイワ……」徹子、言えてない。「アメマ、アメマ」と寛平に訂正されるが、「で、ロサンゼルスから……」と、無視して自分が聞きたいことを聞く。
徹子の「むちゃぶり」は続き、CMに入るごとに、「いくつになっても甘えん坊」を強要。その後エンディング含め、計4回やることに。
そして、徹子ワールドが最高潮に達したやり取りが、これ。
「カーナビだけ持っていけば、カーナビで方角教えてもらえるんじゃないの?」
「?」だらけの表情をする寛平。
「カーナビを手に持って走れないの?」
「ずっと持っとくのも、重たいでしょ」
なんだ? このやり取り。その後もしばらく、カーナビを気にしてばかりの徹子。
「カーナビとアナタがしょっちゅう連絡を取り合えば」
「カーナビと?」
最終的に周囲を見渡しながら寛平が発した一言が、これだった。
「……誰か、しっかりした人、いてへん?」
地球一周マラソン、出発前にリタイアに追い込まれちゃいそうな寛平さんでした。
(太田サトル)
【関連記事】 愛犬の死やサギもネタに? 黒柳徹子が渡瀬恒彦相手に大暴走!
【関連記事】 “うたのおにいさん”大暴走! 子供たちには見せられないその本性とは …
【関連記事】 バナナマンがロバートらに詰問! 「なんで僕らに票入れなかったの ..