[ジャニーズ・メディアの裏側]

東山の結婚に嵐の大スキャンダルまで！　2010年の恋愛スキャンダル総まとめ

2011/01/01 08:00

　昨年も多くのスキャンダルが飛び交った芸能界だが、ジャニーズ勢も負けてはいない。今回は2010年に報じられた”ジャニーズ恋愛スキャンダル”をまとめて振り返ってみよう。

　まずは2月に「フライデー」（講談社）で報じられた嵐・相葉雅紀と水川あさみの”マンション通い愛”。今をときめく嵐メンバーのスキャンダルだけに、もう少し話題になるかと思いきやファンの間でも永らく二人の交際は噂されてきただけに、衝撃度は意外と少なかったよう。女のいやらしさを感じさせない水川のキャラゆえか、「おかしな女に捕まるよりは水川さんに一途な方がいい」との声も多く、半ば公認カップルとなりつつあるようだ。

　また、交際歴の長いカップルと言えば、3月に「女性セブン」（小学館）がすっぱ抜いたV6森田剛と女優・上戸彩の”ホワイトデーお泊まり”。2002年12月に森田の実家に連泊する上戸の姿が初フライデーされてから約8年。終始ノーコメントを貫いてきた両者が、今回ばかりは「ずっといい恋してます」（上戸）、「（上戸とは）大丈夫です」（森田）と交際を認めるコメントを発したことから世間は大いに盛り上がった。が、皮肉なことにその数カ月後にふたりは破局。直後、上戸とEXILE・HIROとの”年の差愛”が発覚したことで、森田には「フラれ男」の烙印が押されてしまった。この森田以外にも、岡田准一と蒼井優、村上信五と戸田恵梨香など「女性の側に新たな恋人ができる」パターンや、松岡昌宏と同棲一般女性、坂本昌行と中澤裕子など、「結婚に踏み切れない男の態度に女性側が愛想を尽かして」というパターンでの破局が多かった今年。一部のファンは嬉しいかもしれないが、「男」としては情けないイメージがついてしまったような……。「いい年なのに、日常生活もアイドルだったんだよね……」と知人に語ったという中澤の言葉も、リアルに響く。

　そんな情けない後輩たちにカツを入れるためか、プレーボーイの名を返上してようやく年貢を納めたのが東山紀之。夫の先輩である近藤真彦に丁寧な手紙を送り、懇意のマスコミ各社には可愛らしいクッキーを配るなど妻として健気に立ち回った木村佳乃に対し、ファンに直筆のハガキを送付し、ジャニー社長の誕生日をあえて入籍日として選んだ東山。夫婦揃ってその周到さはさすがのひと言だが、心配なのは「心の恋人」として長年連れ添ってきた女優・森光子の今後。「東山さんが赤い糸で結ばれた佳乃さんとめぐり合うことができましたこと、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と祝福のコメントを発した彼女だったが、「ちょっぴり花婿の母の気分です」「元祖　友達以上、恋人未満の森光子より」という言葉の節々から、どことなくヒヤリとしたものを感じてしまうのは気のせいか……。現在、お気に入りだというタッキー＆翼の手厚い「介護」を受けているという森光子。ぜひ元気を取り戻して欲しいものだ。

　また、東山の結婚を経て、にわかに浮上しているのがTOKIO国分太一と3歳年下のTBS社員Aさんの結婚説。AさんはTBSを「年内退社」することがすでに決定しており「東山を見習って、メリーさんの誕生日である12月25日に入籍するのでは？」などという噂も飛び交ったが、結局その案は見送られたよう。熱心なファンはともかく、世間の人は結婚についてなんとも思ってないんだからもったいぶらずにさっさと結婚すればいいのに……と突っ込みたくなるが、とりあえず今後の動きに注目だ。

　一方、昨年新たに交際が発覚したカップルといえば、V6三宅健と元ワンギャル河村和奈、同じくV6岡田准一と23歳プードル美女、NEWS錦戸亮と藤井リナ、KAT-TUN上田竜也と小林涼子、関ジャニ∞安田章大と国仲涼子、内博貴と笹本玲奈などなど。嵐・松本潤と柴咲コウの”7万円個室カラオケ店からマンション愛”や生田斗真と市川由衣の”5年純愛”、Kis-my-Ft2北山宏光と黒木メイサの”夜明かしクラブデート”などもあったものの、これらは大きな仕事を前にした番宣の匂いが強く感じられ、信憑性はあまりなさそうだ。本物と思われる各カップルのうち、いまだラブラブだというKAT-TUN田口淳之介と小嶺麗奈カップルはともかく、TOKIO長瀬智也と相武紗季、NEWS山下智久と北川景子は交際を継続中のようだが、この二組にもチラホラと破局の噂が浮上しており、予断を許さぬ状況だ。

　また、こうした”色恋沙汰”とは一線を画し、事務所をも揺るがす大きなスキャンダルへと発展したのが、10月に「週刊文春」（文藝春秋）が報じた「『嵐』を喰った女の告白」。自ら命を絶ったAV女優・AYAさんが赤裸々に語った、ジャニタレとの交際や肉体関係の詳細＆裏話については、本サイトでも報じてきたため割愛するが、同じくAYAさんが流出させたと言われる08年の「大野智　大麻で3P」「嵐・櫻井翔と松本潤　アイドル2人と仰天4P」報道の時と同様、ほとんどのマスコミがこの話題を”黙殺”したのはさすがのひと言。大ブレイク中の嵐はオリコンが発表する「年間ランキング」で七冠を達成したうえ、紅白司会もこなすなど、まだまだ来年も走り続けそうな勢いだ。

　こうして振り返ってみると、普通の熱愛報道の影が薄く、破局やドロドロしたスキャンダルの印象だけが強く残った2010年。SMAP、TOKIO、V6の平均年齢も高くなったことで熱愛に関する新鮮味が薄れているのか、マスコミの関心もイケメン俳優や韓流スターにシフトしているような……。また、アラフォーのジャニタレにとっては下からの突き上げも厳しくなる2011年以降、この辺で結婚して方向転換すべきか、はたまた現状維持で行くのか、選択を迫られることになりそうだ。その一方で嵐以下、関ジャニ∞やNEWS、KAT-TUNらの新鮮な恋愛沙汰はもっと期待したいところ。改めて彼らの行く末が気になるところだ。