[連載]鹿砦社・松岡社長の「暴露の花園♪」第13回

川島なお美の暴露本に世良公則が抗議した、アノ騒動の実情

2010/11/27 17:00
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言いがかりをつけられても、なお美
も困っちゃう~

――『ジャニーズおっかけマップ』『タカラヅカおっかけマップ』や、”松田聖子の愛人ジェフ”による『壊れた愛』など、芸能人の研究本・暴露本など問題作を次々と刊行してきた、鹿砦社・松岡利康社長。”言論の自由”を守るために闘ってきた、社長の壮絶出版人生に迫っちゃうぞ~!

【川島なお美暴露本編】

 川島なお美に関する暴露本『川島なお美 偽りの素顔 ―信頼、裏切り、屈辱の13年間―』(三上喬弘著/鹿砦社)に、なお美と関係を持った男たちが実名で掲載されていることは前回の記事でお伝えしました。

 実名暴露といえば、『ふぞろいな秘密』(石原真理/双葉社)然り、トラブルが起こるのが常。この本に登場した殿方の中からは世良公則が騒いだのだそうです。ちなみに、世良公則について、なお美は本の中で目をうるませながら「世良さんてさ、会うたびにすごいの。そのパワーっていうか、ほら、ステージで見せるすごく迫力のあるパワーがあるでしょ。そんな感じで、いつも私の中に入ってくるのよね」、「世良さんと会うとも、もうとにかくパワー全開。ホテルに入ると、瞬間に私を求めてくるの。もうヤル、ヤル、ヤルの一点張りって感じ」、ととにかくパワフルさをべた褒め。(※ちなみに、川島なお美は、パワー全開の世良との”時間”を楽しんだ直後に、杉真理の家に泊まりに行っていたそうですが……)

 ここは、喧嘩大好きな鹿砦社社長の松岡利康さん。世良サイドに対してどう出撃したのかを聞いてみたところ、

「いや、これね、たいして何もなかったのよ? 確かに世良側がこの本について『名誉棄損だ!』と騒いでたけど、彼がやったことといえば声明をマスコミにFAXしただけで、他には何もない。そのFAXがスポーツ紙に載ったけど、ウチには何も来なかったのよ。電話1本すらなかった」


 と、ややご不満の様子。さらに、

「内容証明が届くことも一切なかったし。言いたいことがあるなら、ウチに直接、電話なりFAXなりくれればいいものをねぇ(笑)。結局のところ、世良公則の話題作りだったんだろうね。この本が出た頃は彼も落ち目だったから、少しでも話題になりそうなことに飛びつきたかったんだと思う」

 とのコメント。なお美女史を満足させるパワーの持ち主でも、鹿砦社の松岡さんを満足させるには至らなかったようです。残念。

 一方、松岡さんがご不満な原因は部数にもある模様。

「期待してたよりは売れなかったのよ。本が出た時期は、ヌード写真集やドラマ『失楽園』のあとで、川島なお美ブームは収束してた頃だったんだよね。そのあと、ワインに精通しているというキャラでまた表舞台に出てきたけど、本が発売したときはまだワインのイメージもなかったし、時期が悪かったね」


 挙句の果てには松岡さん、

「アイツはしぶといから、今後ワインのイメージが続かなくなっても、また何らかの形で生き残るんじゃない? まあ、どうでもいいけどさ(笑)。川島なお美は僕の好みのタイプじゃないんだよね!(笑)」

 とまで言う始末。さすが、関西に本社を置く鹿砦社。ジャニーズや宝塚にはまだ愛のある言葉をかけていたのに、裁判に発展した相手への恨みよりも、お金(部数)の恨みの方が強いのね~!
(朝井麻由美)

松岡利康(まつおか・としやす)
1951年9月25日生まれ、熊本県出身。同志社大学文学部卒業後、貿易関係の仕事に従事。サラリーマン生活を経て、83年にエスエル出版会を設立、88 年に一時期経営危機に陥っていた鹿砦社を友好的買収、同社社長に就任。05年にパチスロメーカー大手のアルゼ(現ユニバーサルエンターテインメント)を取り上げた『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』、球団スカウトの死に迫った『阪神タイガースの闇』などの出版物について、名誉毀損で神戸地検に逮捕、起訴され、有罪判決を受ける。

『川島なお美 偽りの素顔―信頼、裏切り、屈辱の13年間』

ここは一つ、「燃えろ、いい女~」ってことで。

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最終更新:2019/05/17 20:34