サイゾーウーマンコラム誰も真実を望んでいない、「ベスト・ジーニスト賞」という様式美 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 誰も真実を望んでいない、「ベスト・ジーニスト賞」という様式美 2010/10/08 16:00 週刊ヒトコト斬り亀梨和也浜崎あゆみ倖田來未 タモリではなく、ベスト・ジーニスト殿堂入りの亀梨和也です ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎ニュースサイトはどこも亀梨の写真は不掲載でした また「ベスト・ジーニスト」発表の季節がやって来た! 亀梨和也と倖田來未が、二人同時に殿堂入り! この「殿堂入り」ってシステム導入のせいで、「ベスト・ジーニスト賞」って、自分で自分の首絞めてるよなぁ。もうとっくに旬じゃなくなった人間を、毎回延々と表彰し続けるまぬけ。本当に旬な人間を壇上に上げたいがために、他に無理やり「協議会選出部門」とか作ったりして。本末転倒。年に一度の恒例まぬけ行事として、「西田ひかるのお誕生日パーティー」の跡目を継いでる。今後も、流行り遅れの人間を、どんどん殿堂に入れ続けていって欲しい。象の墓場みたいに。 ◎マシンガンの必然性も不明だけど 大がかりな撮影だったという、新曲のプロモーションビデオのメイキング映像を公開した浜崎あゆみ。マシンガンをぶっぱなすシーンで「耳栓入れるの忘れちゃったぁ」と言いながら、「音がうるさい」のリアクション。確か前に、「耳が聞こえない」て言ってなかったっけ。治ったってことなのか? 「おめでとう」って言っていいのか? ……おめでとう。 ◎でも美肌だからOK? 延期延期でやっと開催された、北朝鮮の党代理者会。そこで初めてお披露目された後継ぎの三男。あれで27歳かぁ。お出ましが遅れたのは、父親の病気のせいだとか、政治的な理由がいろいろ取り沙汰されていたが、全く政治に詳しくない私の考えとしては、あれ三男の「ダイエット待ち」だったんじゃないかと思うんだが。もう少し見栄えいい感じに見えるまで、あとちょっと、あとひと頑張り、あと一息。伸ばしに伸ばして、一番いい状態でアレだったんじゃないか。ま、妙にカッコいい王子に颯爽と出て来られるより、「らしい」感じがしたのも確か。しかしあれで27歳かぁ。宇多田ヒカルや松田龍平と同い年かぁ。……人生いろいろ。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【バックナンバー】 ・キング・カズの偉業をどうしても真顔で受け止められないワケ ・黒木瞳と松嶋菜々子の間をいく、吉瀬美智子にこそ相応しいあの役柄 ・「ミラバケッソ」とアルパカの間で揺れる、成海璃子のポジション 最終更新:2019/05/22 19:35 次の記事 目指せ貯蓄額「60歳までに年収の5~6倍」! 婚活よりも労働を促す「日経ウーマン」 >