サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場FUNKY MONKEY BABYS、『徹子の部屋』で熱く自画自賛トーク!? 芸能 [TVツッコミ道場] FUNKY MONKEY BABYS、『徹子の部屋』で熱く自画自賛トーク!? 2010/08/06 16:00 TVツッコミ道場黒柳徹子徹子の部屋FUNKY MONKEY BABYS 『ファンキーモンキーベイビーズBEST』/ドリーミュージック 一回聞いてみたいことがある。 「そのグループ名、矢沢はどう思ってるの?」 FUNKY MONKEY BABYS。今有数の人気のヒップホップグループだ。で、いつも勝手に思ってしまうのだが、このグループ名、どう考えても昔矢沢がやっていた伝説のバンド、キャロルの代表曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」を思い浮かべてしまう。ただ、彼らの歌う曲といえば、ありがとうとか、あきらめるなとか、手をつなごうとか、なんかそんな感じに、いつも励ましたり、感謝したり、自分探ししてみたりばかりしてて、キャロルの世界とは相当遠い。キャロルというよりも、長持ちしてる「大事MANブラザーズバンド」的な彼らを、リーゼントスタイルで「E.YAZAWA」タオルを肩に掛けている皆様は、どう思ってらっしゃるのか。そして、矢沢本人は。案外、「いいんじゃない」ぐらいだったりするのかもしれないが。 そんな応援歌界のヒーロー・FUNKY MONKEY BABYSが、4日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にやってきた。ちなみに、メンバーの名前は「ファンキー加藤」と「モン吉」だったから、それを合わせてグループ名を考えたらしい。もう一人のDJ的な場所で踊ってる人ががDJケミカルだそう。 「すごくCDが売れている」「ライブの動員がすごい」というような話を徹子とともに盛り上がっていくわけだが、トークをしているのは9割以上がメインMCのファンキー加藤で、残りの2人がうっすらと微笑みながら時を過ごす、といった布陣である。 このファンキー加藤の熱いトークだが、どこか「うっとり」が漂っているように見えてしまうのである。自分たちのライブ映像を眺めてうっとり、流してもらったPVを見つめてうっとり。FUNKY MONKEY BABYSそのものに(巻き起こしている現象や空気にも)うっとりしていそうに映る。それは言葉の端々にもなんとなく現れて、「FUNKY MONKEY BABYSという名前をぐっと押し上げてくれた曲で」とか「顔ジャケットシリーズ」とかいったことを照れもなく真顔で言えちゃうテンション。そして、「今のFUNKY MONKEY BABYSのスタイルができあがった」と、自分で解説。誰のためにそんなに熱いのか。得心がいく理由があれば、熱さ、真面目さ、まっすぐさ、曲のノリとかも含めて、全部クリアになるのだが。 そして、FUNKY MONKEY BABYS略して「ファンモン」という名前については、「FUNKY MONKEY BABYSっていうのは自分たちでつけたんですけど、ちょっと長くて」……わりと軽い理由で、かの名曲に限りなく近い言葉は、「ファンモン」って略されるようになったようです。「E.YAZAWA」な皆さんは、その名曲を「ファンモン」って呼んだりするのでしょうか。 そんなまっすぐトークを聞かされ続けていたところ、番組終盤、完全に「じゃないほうMC」として沈黙を続けていたモン吉が、地元・八王子のいいところについて尋ねられ、一言こう答えた。 「高尾山……」 それに対する徹子のリアクションは、 「高尾山って八王子だっけ!?」 そこなんだ。それで、「北島三郎さんのおうちがあったり」と、徹子が言えば、 「北島三郎さんともお会いさせていただいたんですよ」 モン吉の見せ場かと思ってたら、ファンキー加藤が笑顔でグイッときた。昨年紅白に出たことも、きっと素敵なメモリアルだったんだろう。サブちゃんからの紅白出場話にもっていった。八王子つながりということで、 「北島三郎さんも、やっぱり気にかけてくれてて」 そうか、さすがサブちゃん、地元出身の若手のことをよく知ってるんだ、と思ったら、「八王子のFUNKY MONKEY BABYSです」と挨拶したら、「おっ、そうか」と握手をしてもらった……って、気にかけてもらってるやりとりなのか、それ。 番組最後、DJケミカルの笑顔の上に、「提供 エポックケミカル」という文字がかぶせられた奇跡が一番の見所でした。 (太田サトル) 『ファンキーモンキーベイビーズBEST』 誰も褒めてくれないんだよね、きっと 【この記事を読んだ人はこんな記事を読んでいます】 ・どうしてこうなった!? キレイなオバさん化していた辻仁成 ・ヘンにバラエティ慣れするEXILE、目指すその先にあるのは … ・エビちゃん、親も使って囲い込みプロポーズ大作戦!? 最終更新:2010/08/06 16:00 次の記事 ドライヤー要らずで過ごしたい! ヘアグローブで速攻ドライを実現 >