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50セント、役作りのため”流動食”ダイエットで25キロの減量に成功!

2010/05/27 21:30
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「Hey,Men!」な感じは皆無。その他の画像はこちら

 アメリカのヒップホップ、R&B界に君臨するヒップホップMC、50セント。自身の半生を描いた映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』で役者デビューしてから、俳優業に目覚めたそうだが、なんと新作映画の役作りのために9週間で25キロの減量に成功。まるで病人のような減量後写真を公開し、世間に大きな衝撃を与えている。

 50セントが自身のサイト「thisis50.com」に掲載した声明によると、2011年公開予定の新作映画『Things Fall Apart』の役作りのため、究極の食事制限を行い9週間で97キロから72キロまで減量することに成功。身長183センチの50セントは、ステロイド疑惑が持たれるほどの見事な筋肉の持ち主で、ボディー・ビルダーのような体格であった。しかし、減量後の写真を見ると、皮膚がたるみ、まるで病人のようである。

 気になる減量方法は、病人に与えられる流動食のみを口にし、毎日3時間ルームランナーで走りこんだことにより、25キロ落としたと告白。ハリウッド・セレブがハマっていると噂されている「ベビーフード・ダイエット」どころではない過激な減量法だが、「役者魂が感じられる」と絶賛する声も挙がっている。

 なお、映画で50セントが演じるのは、将来を有望されていたもののガンに侵されてしまうアメリカン・フットボール選手。主役だけでなく、脚本を共同執筆するほか、プロデューサーまで務めるとあり、かなり力を入れていると以前から報じられてきた。

 ヒップホップ界で成功を収めたMCが、俳優に転身する例は少なくない。これまでにもLL・クール・J(『S.W.A.T.』)、アイス-T(人気ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、アイス・キューブ(『バーバーショップ』)などが役者としても高く評価されている。あのウィル・スミスも、もともとはヒップホップMCであった。

 父親が誰だか知らず、8歳で母親が殺害され、12歳で母親の後を継ぐように麻薬売買を始めた50セントは、25歳のとき銃弾を浴び生死を彷徨うという壮絶な人生を送ってきた。ラッパーとしての活動がエミネムの目に留まり、その後、MCとして大ブレイク。事業家としても知られているが、本人はMC活動と共に役者人生を歩むことを強く望んでいるそうだ。


 演じる役の幅を広げたいと、上半身に彫りまくったタトゥーを短期間でレイザー除去するほど、気合を入れている50セント。良くも悪くも過激すぎる彼の性格が、どう演技に反映されるのか。当分、目が離せそうにない。

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最終更新:2010/05/28 13:31