厳選された者のみぞ参加できる！

他力本願で運命の出会い!?　驚異のカップル成立率の『占い合コン』に潜入

2010/05/19 11:45

　期待して参加しても、メアドの交換程度で真剣交際には大抵つながらない「合コン」での出会い。本気で出会いを求める気持ちはあっても「短時間で相性の合う男を判断するなんてムリ」と、どこか諦めている女性も多いのでは？　そんな現状を打破すべく、「カップル成立率が高い」「結婚したカップルも多数」と話題のイベント『占い合コン』に、編集K＆記者Hが参加してきました。

　「占い合コン」とは、人気占い師のゲッターズ飯田氏が、約3年前から開催している恒例イベント。毎回、定員を大幅に超える申し込みがあるため、事前に参加希望者の「本名」「生年月日」「似てると言われたことのある有名人」を元に、その日に運気のいい人を占いで抽選をしているそう。ちなみに「似てる～有名人」に、編集Kは「北野井子」、記者Hは「新垣結衣」と申告。当選通知を無事ゲットし、「あたし今、恋したいモードなんだっ」と早くも攻め姿勢を見せる編集Kとともに、期待を抑えつつ会場へ。

　入り口で参加費2,000円（1ドリンク＆フード付）を払い、番号が書かれたシールを胸へペタリ。開始1時間前にも関わらず、会場内には飯田氏を先頭に長蛇の列が。どうやらイベント前の時間に占ってもらえるみたいなので、もちろん我々も列へ。「来年めっちゃモテる」「Hは、舐めるのがうまい」などと言われて舞い上がる記者Hの横で、「中3のときから全く成長していない」「異常にエロい」と言われて表情を曇らせる編集K。そうこうしていると、参加者約60名が集まり、「占い合コン」がスタートしました。

普通の合コンのように和気あいあい

　参加者を見渡すと、女性はオシャレで可愛い子ばかり。男性陣も想像していたよりモテそうなルックスの人が多いのが印象的でした（中にはキャラの濃い人もいたけど）。「占い合コン」では、まず女性陣のみに相性の良い男性の番号が書かれた紙が配布されます。ちなみにK、Hともに4人の番号が……。それをこっそり確認しつつ、会話を交わしてしていくのですが、「今日はお1人で参加されたんですか？」「お仕事は何を？」など話しながらも、やっぱり相性の良い男性との会話はドキドキ☆　意識している胸中を隠そうと、冷静を装うことに必死になってしまいます。”話す前から運命を感じてしまう”、これこそが『占い合コン』の醍醐味なのかもしれません。まあ、話してみて「あれ？　神様が間違えた？」と思うこともありますが……。

　イベント開始早々、事前の緊張がさっさとほぐれた我々。Kはマッチョな男子（運命の人ではない）を見つけ、胸筋に何度もタッチしては「すっご～い！」と大はしゃぎ。一方、Hはフィギュア持参の男子につかまり、彼の世界から抜け出せず……。一刻も早く席替えタイムを願う時間が、非常に長く感じられました。

　全員と自己紹介などを終えたところで、男性陣に相性のいい女性の番号が配られ、いよいよイベント終盤の”相性占いタイム”へ。ここでは、各々が気になる相手を誘い、飯田氏に細かく2人の相性を占ってもらえます。『占い合コン』では、この相性占いをすることが、カップル成立を意味するようです。

　しかしこの大事な”相性占いタイム”の開始と同時に、編集K＆記者Hに突然、尿意が……。仲良く連れションを終えフロアに戻ってみると、ほとんどの参加者がカップル成立し終えていました。「しくじった！」「きっと、トイレに消えた私たちを探していた男性がたくさんいたはず……」思わぬ誤算に肩を落とす北野井子と新垣結衣。

夜には占い合コン仮面舞踏会も開催されました

　めげずに余ってる男を必死で探していると、取材で来ていた某雑誌の編集者とカメラマン（どっちもイケメン）を発見！　「やだ～、奇遇ですね～、ウチらも取材なんですぅ～」とあざとく話しかけ、大手出版社の名刺をゲット。更に編集Kが無理やりイケメン編集者を引きずり、飯田さんに二人の相性を見てもらうと、「一緒にいて楽な二人だから相性はいいけど、友達どまりかな」とのこと。それでもKが後半部分を聞こえぬふりをして、イケメン編集者にまとわりつき、彼らが逃げるように帰っていきました。

　ということで、『占い合コン』は、たった2,000円の参加費で占いはしてもらえるわ、メンズと楽しい一時が過ごせるわ、飲み食い出来るわで、お得感満載のイベントでした。編集K＆記者Tは力不足により、運命の相手を見つけることは出来ませんでしたが、会場ではほとんどの参加者がカップル成立という、噂どおりの驚愕の結果！　普通の合コンと違って見た目や話した感じで選ぶのではなく、”運命”に導かれる合コン。なんでも自分で人生を切り開いてきたのに、私生活が行き詰っている女子のみなさん、男選びは占いに任せてみるっていうのもアリかも？
（林タモツ）