女遊びも芸のうち？

芸人DJ増加中！　クラブイベントで女漁りを始めたお笑い芸人たち

2010/04/19 08:00

　エレキコミック・やついいちろうやダイノジなど、DJイベントを定期的に行う芸人が増えている。やついはアルバム『DJやついいちろう』を発売するなど、本格的に取り組み、音楽業界からも好評価を得ているが、芸人のにわかDJブームの背景には、あの事件が関係していると関係者は語る。

「2006年、未成年に手を出して解雇された山本圭一の事件以降”未成年には絶対手を出すな”、”有名カキタレ（ヤラせてくれるファン）とは遊ばないように”などと各事務所からお達しが出たんです。それまで有名カキタレにコンパをセッティングしてもらい、夜な夜な派手なコンパを開いていた芸人も、それ以降ファンとのコンパは控えるようになったんです」（お笑い芸人）

　しかし、遊び癖は簡単に治るわけもなく、芸人たちが新たなガールハントの場所に選んだのがクラブ。最近のクラブはIDチェックが厳しく、未成年は潜り込みにくくなっている。しかもコンパと違い、多くの客の中から自分のお気に入りの子を探しやすいという、好都合の条件揃いなのだ。そのため、最近は大物芸人も頻繁に顔を出しているという。

「カラテカの入江が渋谷のクラブで、月1でイベントに参加しているのですが、そのイベントには今田耕司や千原ジュニア、ケンドーコバヤシらがよく来ますよ。お持ち帰りしているのは見たことないですけど」（クラブ関係者）

　一見、健全にクラブを楽しんでいるように思えるが、あるお笑いファンは否定する。

「今田などはクラブで女の子を物色し、お気に入りを見つけたら入江など若手がその女の子の連絡先を聞き出す。そして”僕らは○○で待っているから、連絡して”と飲み屋で合流するのが基本的な流れ。最近はお持ち帰りだけでも記事になるので、かなり気をつけているようですね」（熱心なお笑いファン）

　マスコミのターゲットにならないような若手芸人の中には、クラブのフロアーでキスをしたり、そのままホテルに連れ込むツワモノもいるようだ。そのためファンの間では「出待ちよりもクラブに行ったほうが確実に繋がれる」と、内密にやっている芸人DJイベントの情報までもがサイトで流れ、ファンが殺到している状態だという。

「お姉ちゃんなどの身分証明書を借りてクラブに入る未成年者も、最近は増えてきています。だから、クラブでナンパした子だから大丈夫……と手を出すのは危険。さすがに最近は、芸人側もファンが増えてきているのを察して派手なナンパは減りましたけど、この状態が続けば第2の山本圭一が出る日も近いかも」（前出のお笑いファン）

　山本の事件から4年が経過したが、その教訓を忘れることなく、クラブで乗るのはせいぜい音楽だけにしてほしいものだが。