サイゾーウーマンコラム『踊る大捜査線』復活で、織田裕二が誰もふれられない”極地”に到達 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 『踊る大捜査線』復活で、織田裕二が誰もふれられない”極地”に到達 2009/12/17 21:00 週刊ヒトコト斬り 昔みたいな裕二を見せて! ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎いつまで走れば許されるのか 夏に公開が決まった『踊る大捜査線3』。山本高広の出現以来、織田裕二は、モノマネされるの嫌さに、月9ドラマも世界陸上も、なんか今までとは別人みたいなキャラになってやりすごしているが、『踊る~』ではどうなんだろか。世界陸上で、裏で延々生でマラソンを走らされていた山本高広は、あれきり見ないが元気なんだろうか。来年の映画公開中、またずーっと意味なく走らされるんだろうか。いや、テレビが入ってないだけで、今も毎日走らされてるのかもしれん。なまんだぶなまんだぶ。 ◎「わかんない」のもすごいけど…… 『SmaSTATION』(テレビ朝日系)で「あの感動アニメ最終回」という企画をやっていた。「和製フランダースの犬」という売り込みの映画『スノー・プリンス』の番宣がらみの企画だったのだが、よく恥ずかしくもなくこんな手垢まみれの企画やるよなあ、と鼻白んでいたら、ゲストの岸恵子が目玉の『フランダースの犬』のネロが死ぬラストシーンを見て「いきなり最終回だけ見せられても、ちょっとわかんないわぁ」と言っていた。安直な企画に付き合う気ゼロ。久々にテレビを見ていて胸がすく瞬間だった。昔の女優って、やっぱりイイなあ。 ◎昔からのビョーキ アメリカの帰国子女の友人が、高校生の頃ボランティアで行った夏のキャンプ先に、タイガー・ウッズが慰問に来たことがあったそうだ。サインや記念写真の際、金髪の大人っぽい女子生徒とばかり楽しそうに談笑してて「かわいいコと話すときの目つきが違った。あいつはイヤらしい奴だ」と言っていた。当時は誰も耳も貸さなかったのだが。人の話はちゃんと聞くべきだな。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【バックナンバー】 ・押尾学が師走のお茶の間に与えた『やまとなでしこ』という喪失感 ・押尾に酒井、ダークな話題をスルーしている”流行語大賞”の本気度 ・渡哲也の「マグロ!」「結婚!」タイトルコールの味わい深さ 最終更新:2019/05/22 19:53 次の記事 平子理沙が大物翻訳家・戸田奈津子を怒らせた!? >