サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場カカア天下、放浪、●漏……悲しすぎる雄ライオンの人生 芸能 [TVツッコミ道場] カカア天下、放浪、●漏……悲しすぎる雄ライオンの人生 2008/10/02 11:50 テレビNHKTVツッコミ道場 なんとも哀愁ただよう表情ですね……photo by Tambako the Jaguar from flickr 今日ツッコませていただくのは、9月29日、NHK総合で放送された『NHKスペシャル 悲しき雄ライオン~王交代劇 9年の記録~』。 「雄ライオン」の形容として、「悲しき」を用いるセンス、なんて斬新なんだろうと思い、観てみると、そこには予想以上の「悲しさ」が描かれていた。狩りをするのは主に集団のメスで、雄は先に餌を食べ、その残りをメスや子供たちがもらう……などと、亭主関白なイメージを持たれがちだが、実は2歳くらいになると群れを追われ、「放浪オス」になり、死肉を食らってひもじく暮らすという。 さらに、王を決めているのも、実はメス。王候補のオスたちは、雌に値踏みされ、ひたすら気をひこうと努力する。そして、メスに気に入られなければ、また「放浪オス」にならざるを得ないという、まさに「悲しき運命」なのだった。 そんな悲しい雄ライオンの様子を伝えるナレーションも、実に静かでわびた雰囲気なのだが、ふとあらわれたテロップは「ナレーション/世良公則」――。 悲しい。なんとなくだけど……わざとだろ? そんなことを感じていたら、さらに悲しい出来事が。 ようやくメスに選ばれ、「王」たる証を見せつける最大のクライマックス「交尾」の場面、カクカクカク~バタッ……。ビックリするほど「早すぎる!!」のだった。 まさに、あっちゅーまの出来事。これまでの長い長い苦労の末の「栄光」が、コレとは。この衝撃、やはり視聴者に与えたインパクトは大きかったらしく、2ちゃんねるの実況版では「早漏すぎwww」「早すぎwww」などの声が溢れ返っていた。 やっとのことで「王」になり得た最高の瞬間に、「早漏」呼ばわりされてしまった雄ライオン。NHKがそこまで計算していたのかは定かではないが、本当に「悲しき雄ライオン」なのだった……。 (田幸和歌子) 『ライオン・キング ミュージカル [Cast Recording]』 しんぱぁ~いないさぁ~~~♪ 【関連記事】 イケメン占い師が、生放送で美人司会者にマジ告白!? 【関連記事】 キレイ版・マツコデラックスがCM業界を席巻中 【関連記事】 林真理子のエッセイは”勘違いダイエッター”のバイブルである 最終更新:2008/10/07 07:33 次の記事 【急募】ウェブ・モバイルメディア編集スタッフ募集中 >