カルチャー [官能小説レビュー] 世代を超えた女の情念を描く、怪談話のような官能小説「ごりょうの森」 怪談と官能は非常に親和性が高く、多くの作品が刊行されている。 特に女性の情念は思いが強く、一代で叶わなかった願いは世代を超え、次の... 官能小説レビュー 2022/08/08 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 童貞の青年と既婚女性のセックスを通して、若者の夢と現実を描く石田衣良の「チェリー」 まだ処女だった頃、友人同士でセックスについて語り合ったことはないだろうか。 例えば高校時代にすでに経験済みであった友人を囲み、いつ... 官能小説レビュー 2022/02/07 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 裸一貫になって逞しく生きるリアルな姿に励まされる『AV女優の家族』 今回は趣向を変えて、ノンフィクションの書籍をご紹介したい。6人のAV女優・男優へのインタビュー記事をまとめた『AV女優の家族』(寺井宏... 官能小説レビュー 2021/06/28 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] コロナ禍で仕事を奪われても、たくましく生きる風俗嬢たちを描く『アンダーグラウンド・ガールズ』 昨年から続くコロナ禍の一年で、私たちは生命力を問われた。生きていく上で潤いにはなるが、決して「必要」ではないエンタテインメントは徹底的... 官能小説レビュー 2021/04/05 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 「売春島」の娼婦だった母と4人の女を描き、“女の性欲”を考えさせる『うかれ女島』 三重県に実在する「売春島」と呼ばれる島をご存知だろうか。1970〜80年代の最盛期には人口200人の島に70人近くの娼婦が住んでおり、... 官能小説レビュー 2021/03/08 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 人の温もりを感じる「当たり前」の日常が尊い、コロナ禍の心を癒やす官能小説『癒しの湯 若女将のおもてなし』 収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染拡大の中、日本人の性欲は減少傾向にあることが明らかになっている。しかし一方で、1カ月のセック... 官能小説レビュー 2021/02/01 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 結婚とセックスと女の幸せをこじらせた、アラフォー女性の人生を描く『嵐の夜に』 恋愛とセックスは常に表裏一体である。恋愛を成就させるにはセックスの相性は切り離せないほど、男女間に重要な役割を持っている。恋愛の延長上... 官能小説レビュー 2021/01/18 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 陵辱モノで女の“気持ちよさ”を描いた官能サスペンス『穢したい彼女』 官能小説にはいくつかの予定調和が存在し、その中でどう小説を面白くするかが作者の技量にかかっている。 例えば官能小説のジャンルとして... 官能小説レビュー 2020/05/04 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] ポリアモリーの先にある愛と悲劇を描く、官能小説『あやまちは夜にしか起こらないから』 「ポリアモリー」という言葉をご存知だろうか。端的に言うと「複数恋愛」で、配偶者や1番目の恋人、2番目の恋人とも真剣に付き合うという恋愛... 官能小説レビュー 2020/01/27 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 刑務所で出会った男同士の「無償の愛」を描くBL小説『箱の中』 BL(ボーイズラブ)と官能小説の共通点といえば「爽快なマンネリ」だと私は思っている。昔から書き続けられた官能小説のさまざまな「あるある... 官能小説レビュー 2020/01/13 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] エロを笑える“オモシロ名言”が満載の官能小説『人妻合宿免許』で、今年の笑い納めを 「性をちゃらける」のは日本の伝統芸である。代表的な例が「春画」だ。セックスをしている場面を子どもに覗かれているというコミカルなものがあ... 官能小説レビュー 2019/12/23 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 人肌恋しい季節に「ノスタルジー官能」で心温まる――寂れた街を舞台に官能が交わる『桃色商店街』 最近の官能小説のトレンドのひとつとして「ノスタルジー官能」がある。寂れた街や商店街などが舞台となり、官能を交えて“結束”をする、という... 官能小説レビュー 2019/12/09 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 性への探究心は強いが男は大嫌い! 女性官能作家の性の解放を爽快に描く『蜜味の指』 数年前、女流官能小説家が多く輩出される時期があった。女流官能作家バブル期である。中年男性層をメインターゲットとする官能小説業界において... 官能小説レビュー 2019/11/11 21:00
カルチャー “セックス不満”ぶっちゃけ座談会 前戯ゼロ、ガンガン突きすぎ、イッたふり……“セックス不満”の女性がぶっちゃけ座談会 「実はイったことがない」「彼がAVの真似をしてきて痛い」「フェラの仕方がわからない」……人には言いづらいけれど、実は誰もが持っている“セックス... 2019/09/20 15:00
カルチャー [おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち] アラフォー風俗嬢、既婚者の「お客さん」に恋した8カ月の顛末 ――デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンを行... おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち 2019/08/18 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] おぞましくも心地よい、表裏一体の快感をもたらす『ぼっけえ、きょうてえ』 女流作家が書く怪談は、ストレートな性描写がないのに湿度を含んだいやらしい雰囲気を醸す作品が多い。文字を読み進めていくうちに、じわじわと... 官能小説レビュー 2019/08/12 18:30
カルチャー [おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち] 女性客のマンコの悩みで決意「私が教えられること」――【伝説のストリッパー・ファイヤーヨーコ対談】 個人デリヘルを経営し風俗嬢としてプライベートセックスレッスンを行う曼荼羅の不定期対談コーナー「曼荼羅の部屋」。今回は伝説のストリッパー・ファイヤ... おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち 2019/07/15 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 娘の立場から、父と母、そして愛人の三角関係を描いた『あちらにいる鬼』に感じる運命 妻とその夫の愛人は、この世の誰よりも敵対する間柄になりそうな気がするけれど、実は腹を割って話し合うと、学生時代から知り合いだったかのよ... 官能小説レビュー 2019/07/15 19:00
カルチャー [おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち] マンコでスプーンを曲げ、火を吹く――“花電車”を始めたワケ【伝説のストリッパー・ファイヤーヨーコ対談】 個人デリヘルを経営し風俗嬢としてプライベートセックスレッスンを行う曼荼羅の不定期対談コーナー「曼荼羅の部屋」。今回は伝説のストリッパー・ファイヤ... おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち 2019/07/14 21:30
カルチャー [官能小説レビュー] 官能小説のトレンド「ヤクザモノ」、おぞましい陵辱プレイと愛情深いセックスを対照的に描写 ファッションやメイクなどと同じように、官能小説にもスタンダードやトレンドが存在する。長年変わらずに愛されているのはSMや人妻モノで、こ... 官能小説レビュー 2019/05/20 21:30
カルチャー [官能小説レビュー] あいみょんも愛読する、官能小説好きのバイブル『官能小説用語表現辞典』 4月2日に放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)をご覧になった方はいないだろうか? 人気急上昇中の若手女性アーティスト・あいみょん... 官能小説レビュー 2019/04/22 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 「官能」とはほど遠い、滑稽なセックスを描く松尾スズキの『108』 セックスという行為は、捉え方によって無数の解釈ができる。だからこそ、昔からずっと小説の題材として描かれているのだろう。シリアスな表現に... 官能小説レビュー 2019/04/08 19:00