コラム [連載]悪女の履歴書 “理想の子育て”と評された母親はなぜ“鬼母”に――「大阪2児放置・餓死事件」 子どもの虐待事件は後を絶たない。今年に入ってからも静岡県で1歳の女児が義父に暴行を加えられ重体となり入院先で死亡し、大阪では生後間もない赤ちゃ... 悪女の履歴書 2014/08/09 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 犯人に仕立て上げられた1人の女性――冤罪叫ばれる「恵庭OL殺人事件」の数奇な巡合 さらに不可解な出来事もあった。大迫が逮捕される前、坂本さんの遺品が大迫の自宅近くで焼かれていたことだ。これも大迫犯行説の有力な証拠の1つだった... 冤罪悪女の履歴書神林広恵 2014/06/01 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 三角関係で同僚女性を殺害――冤罪疑惑の「恵庭OL殺人事件」、警察情報の嘘と矛盾 あまりに不可解、そして不幸が重なり合った事件。それが2000年に北海道で起こった「恵庭OL殺人事件」だ。 2000年3月17日朝、北海... 冤罪悪女の履歴書恵庭ol殺人事件 2014/05/31 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「ホステス 夫バラバラ殺人事件」――“男の暴力は寛容”という社会に殺された女たち 宏はしばらく八代につきまとった挙げ句、マンションに居座った。真由も夫婦の間のことだからと遠慮し、あまり口を挟まなかった。1LDKの狭い部屋で、... 悪女の履歴書神林広恵 2014/04/27 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「男の暴力は当たり前」DV概念なき時代に起こった、「ホステス2人組 夫バラバラ殺人事件」 女性に対するストーカーやDVでの犯罪被害は、年々増え続ける一方だ。2012年に当時33歳の女性が元交際相手に刺殺され、犯人の男も自殺した「逗子... 悪女の履歴書神林広恵 2014/04/26 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 ワイドショーと小説が生み出した、「愛犬家殺人事件」死刑判決の女・風間博子の虚像 遺体なき殺人事件――元夫は暴力団ともつながりがあったいわく付きの人物だ。妻だった博子は関根に暴力を振るわれていた。時には顔を腫らしていたことも... 神林広恵悪女の履歴書 2014/03/09 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「愛犬家連続殺人事件」――4人を殺害“透明”にした偽装夫婦、風間博子という女 1980年代後半、いわゆるバブル期から始まった空前のペットブーム。それまで庭先の番犬として飼われていた犬が、家の中で飼われるようになり、雑種が... 神林広恵悪女の履歴書 2014/03/08 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「お嬢さんと呼ばれたかった」通り魔に成り果てた中年女・伊田和世の欲望と孤独 和世は確かに歪み、そして壊れていた。 こうして周囲から見える和世の表層は、とてつもなく不安定で、風変わりだ。そして彼女の母親もかなりの変わ... 悪女の履歴書伊田和世 2014/01/26 21:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「赤いドレスの通り魔」「ひらひらさん」と呼ばれた連続通り魔・伊田和世の実像 時に妙な磁場を持つ女性犯罪者や犯罪被害者が登場することがある。 東電OL事件の被害者となった渡辺泰子や、首都圏連続不審死事件の木嶋佳苗など... 伊田和世悪女の履歴書 2014/01/25 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「物語性」なき犯罪者、歴史に沈んだ死刑囚・杉村サダメの獄中晩年 12月18日、顔なじみの行商人・村上敏子(46)が訪ねてきた。サダメはダビやシャツを買ったが、その時、敏子の財布に千円札の束が見えた。サダメは... 悪女の履歴書 2013/12/15 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 夫の愛人2人と同居、女4人を毒殺未遂――“語られない”女性死刑囚・杉村サダメ 昭和35年(1960年)。南国といわれる九州でも霜が降りるなど、師走に入り寒い日が続いていたという。そんな同年12月28日、熊本市長谷町に住む... 悪女の履歴書 2013/12/14 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 畠山鈴香はモンスターなのか? 事件性だけが消費され、解明されない“心の闇” 2007年9月から始まった一審公判で鈴香は事件に関与したことは認めたものの、彩香ちゃんについては「殺人はなく覚えていない」と過失致死だったと主... 悪女の履歴書 2013/10/28 21:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「秋田連続児童殺害」――マスコミが報じなかった“鬼畜の母”畠山鈴香の実像 2006年4月9日午後6時45分。秋田県藤琴川に架かる橋の欄干に2人の人影があった。2人はしばらく何か話していたが、小さな影が欄干に乗り、それ... 畠山鈴香悪女の履歴書 2013/10/27 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 神と崇められた女の欲望の狂気――「福島悪魔祓い殺人事件」の女殺人犯 二木久美子(48)も幸子に心酔した1人だった。夫の文雄(50)は糖尿病に、18歳の長女も緑内障を患っていた。治療をしてはいたが、症状は改善され... 悪女の履歴書 2013/09/09 18:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「悪魔祓い殺人事件」、信者6人殺害の“拝み屋”江藤幸子の金と男 1995年は今から振り返っても異様な年だった。1月、阪神大震災、3月、オウム真理教による地下鉄サリン事件、当時の警察庁長官・国松孝次狙撃事件。... 悪女の履歴書 2013/09/08 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「結婚して主婦」の常識の下に消えた、「上尾主婦レズビアン殺人」の女囚人 昭和52年、2人の関係が始まってから2年がたとうとしていたが、歯車は少しずつ狂っていく。この頃、佳子の夫の不動産業が不況のため倒産したのだ。そ... 悪女の履歴書 2013/08/18 18:00
コラム [連載]悪女の履歴書 恋愛感情と金銭、男への嫉妬が交差する「上尾主婦レズビアン殺人事件」 現在ヨーロッパやアメリカ、南米など多くの国で同性愛者同士の結婚が認められるようになったものの、近代において同性愛、特にレズビアンは奇異な目で見... 悪女の履歴書 2013/08/17 18:00
コラム [連載]悪女の履歴書 実子を溺愛し、継子を疎む母の闇――「連れ子殺人・人肉食事件」と現代の義家族 天川ハツ(仮名32)が、義理の娘トラ(仮名17)を殺害してから7カ月後、戦争も終わった10月に不審に思った巡査の追及によって事件は発覚した。戦... 悪女の履歴書群馬連れ子殺人・人肉食事件 2013/07/01 21:00
コラム [連載]悪女の履歴書 知的障がいの義娘を食べるために殺害した継母、「群馬連れ子殺人・人肉食事件」 戦後、日本の犯罪史上において人肉食事件といえば、昭和56年の佐川一政によるパリ人肉事件が最も有名だろう。パリ留学中の佐川が友人女性を殺害した上... 悪女の履歴書 2013/06/30 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 恩赦された女死刑囚の数奇な軌跡――貧困と抑圧された2つの家族に生きた女 事件以前から金城義男(仮名)は、私生児であり夫にも恵まれない山本宏子を不憫に思い、親身に相談に乗るだけでなく、時には金を貸していた。だが、そん... 悪女の履歴書 2013/06/17 19:00
コラム [連載]悪女の履歴書 戦後初の死刑確定囚・山本宏子、主婦からの共感を集めた貧困の中の殺人 戦後初めて、死刑を“執行”された女性囚は日本閣事件の小林カウだ。しかし戦後初めて、死刑判決が“確定”したのは山本宏子である。 宏子は大正4... 悪女の履歴書 2013/06/16 15:00
コラム [連載]悪女の履歴書 「男の従者」という解釈と戦った女兵士――「東アジア反日武装戦線」もうひとつの闘争 筆者の周囲にも全共闘世代の“おやじ”が数多くいるが、「学生運動、闘争は出会いの場」でもあったらしい。闘争する男を助ける女――当時はそんな構図も... 悪女の履歴書神林広恵 2013/05/07 21:00