超特急のライブにゲスト出演の田原俊彦にファンドン引き――「リスペクトを感じた」手越祐也と“明暗”分かれる
【サイゾーオンラインより】
男性9人組のダンス&ボーカルグループ・超特急が、4月19、20日にライブイベント『VS.超特急』を開催し、19日はアイドル界の大先輩・田原俊彦をゲストに迎え、2日目は元NEWS・手越祐也らが登場。旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)から独立した“元ジャニ”の2人だが、超特急ファンからの評判は、明暗が分かれる結果となった。
目次
・田原俊彦、超特急のライブにゲスト出演もファンドン引き
・「エンターテイナーすぎた」手越祐也には絶賛の声
・手越祐也のインスタ投稿から垣間見えた“プロ意識”
田原俊彦、超特急のライブにゲスト出演もメンバーへの発言に「最低」とファンドン引き
特設サイトによると、今回のイベントは超特急と日本テレビがタッグを組んだもの。今月7日深夜に同局で彼らの冠番組『VS.超特急』が始まったことを祝し、「番組公開収録も兼ねた壮大なる決起集会LIVE!」を行った。
19日は超特急が8号車(ファンの呼称)と勝負をするというコンセプトのもと、「豪華LIVEはもちろん、一緒に盛り上がること間違いなしの対決企画を準備!これまでのファンミと違うスペシャルな演出をお楽しみに!この記念すべき日を、8号車の皆様と一緒に素敵な空間を作りましょう!」と、告知していた。
2日目のテーマは「VS.豪華ゲスト」で、X JAPAN・YOSHIKIがプロデュースし、昨年10月から手越も参加しているバンド&ボーイズグループ・XYや、EBiDAN 西日本ユニット、Tani Yuukiが番組スタートのお祝いに駆けつけたという。
そんな中、SNSで物議を醸しているのが1日目のゲストだった田原の言動だ。なお、田原は4月14日放送の『VS.超特急』(5月5日のオンエアも出演予定)にゲストとして登場しており、メンバーが直接イベントへの出演を交渉し、快諾してもらったという経緯があった。
ところが、イベントに参加したSNS上の“8号車”のレポートを見る限り、田原は超特急メンバーの名前を覚えておらず、イベントのリハーサルにも出ずに自身のマネジャーに任せるなど、自由奔放さが目立ったという。決めポーズ対決の場面で、超特急メンバーに「乳首出てるよ」と何度も下ネタを入れ込んだほか、「ダンスがヘタだったやつ誰だっけ?」「オネエ」などの発言もあったとか。
SNSには、「田原さんとのコラボレーション、面白かった」「いろんな意味で“試される時間”だったけど、超特急の瞬発力、対応力、人柄などが顕著に現れていて、信頼感が増した」とポジティブに捉えるファンの声もわずかに見受けられるものの、「田原俊彦、下ネタはもちろんだけど『ダンスがヘタ』『オネエ』とかメンバーに対しての発言があまりにもひどすぎた」「番組の放送時から田原俊彦に違和感があったけど、やっぱり最低だった。『オネエ』『ヘタくそ』とか、ファンの前で堂々と言っていてありえない。超特急の引きつった笑顔を見るのがつらかった」「田原俊彦、超特急サゲして何がしたいの? って感じだったし、人の話も聞かないしで、泣きそうになった。メンバーがすごく気を使っていてしんどかった」「田原俊彦はつまらない下ネタジジイで最悪だった」と、辛らつな意見があふれている状況だ。
超特急・ユーキも感激? 「エンターテイナーすぎた」手越祐也には絶賛の声
「イベントを見に行った田原ファンの書き込みによれば、こうした彼の言動は『平常運転』とのことでしたが……。会場にいた超特急ファンはドン引きし、空気が凍りついていたとか。下ネタや、『ダンスがヘタだったやつ』といった田原の発言は、総じて『時代錯誤』と受け止められてしまったようです。一方で、田原とは対照的に超特急ファンから好意的なコメントが寄せられているのが、翌日にXYメンバーとして登壇した手越でした。彼は持ち前のサービス精神を発揮し、イベントを盛り上げていたそうです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
手越は超特急の個人名を記憶していたといい、彼らの楽曲「Burn!」(2014年)のバッテンポーズや、一部の振り付けを踊るなどして、超特急ファンを喜ばせたという。スターの手越が自分たちの曲について“予習”してきてくれたことに対し、超特急・ユーキは感激のあまり目に涙を浮かべていたとか。
SNS上では「手越がエンターテイナーすぎた」「メンバーそれぞれの名前を呼びながらトークしてくれたり、愛とリスペクトを持って接してくれていることがひしひしと伝わって胸を打たれた。スターだった」「『Burn!』を正規の振り付けで踊ってくださって、本当にリスペクトを感じた」「今まであまり良い印象を持っていなかったけど、今回のことでめちゃくちゃ好きになった!」と、絶賛のポストが相次いでいる。
手越祐也「感謝とリスペクトがないと」――インスタ投稿から垣間見えた“プロ意識”
なお、現在64歳の田原は33歳になった1994年に旧ジャニーズ事務所を退所し、独立。現在37歳の手越は20年に同事務所を離れているため、年齢や芸歴などはかけ離れているものの、“元ジャニ”同士ではある。それだけに超特急への接し方やイベントに向けた準備を含めて、2人の差が余計に際立ってしまったようだ。
そして手越は21日に自身のインスタグラムを更新し、前日のイベントに関して「トークコーナーや企画も今回多く、超特急をはじめとするみんなと色々絡めてすごく新鮮で楽しかったー!」と感想を投稿した。
また、番組での共演やイベントに招いてもらった際は「全ての方をリスペクトするべき」だと思っているそうで、今回は番組のスタッフ、ライブ制作チーム、超特急の存在を挙げつつ、「感謝とリスペクトがないとエンターテイメントとして俺はダメだと思うんだよね」と自身の考えを述べた。
さらには、「だからこそ今回はホストである超特急と8号車のみんなの歴史と上がってる情報や動画をたくさん見てから行ったからすごい楽しかった。相手のことを分かった上で共演したりした方が単純に幸せだし楽しいんだよね自分自身が」「ステージで言うと共演者がすごい手越祐也のことを勉強してきてくれたり曲をしっかり覚えてきてくれたらそれだけで感謝だし嬉しくなる。だから俺はそれを共演者やコラボ相手にしたいんだ」などと、長文でつづった手越。超特急やそのファンが手越の対応に喜んでいた背景には、こうした彼なりのプロ意識やこだわりがあったからなのだろう。
このイベントの模様は動画配信サービス・Huluで配信を予定しており、1日目は5月24日、2日目は同25日の午後6時に公開されるという。超特急ファンから不評だった田原のコメントは、編集されることなく使われているのだろうか?