サイゾーウーマンコラムプウ美ねえさんのエプロンメモ【お悩み相談】担当医への恋に動揺 コラム プウ美ねえさんのエプロンメモ 【プウ美ねえさんのお悩み相談】担当医への恋に動揺しています 2025/03/31 21:30 熊田プウ助(マンガ家) コラム 家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。 目次 ・今回のお悩み:「担当医への恋に動揺しています」 ・プウ美ねえさんの回答 ・今月のエプロンメモ <今回のお悩み> 「担当医への恋に動揺しています」 (C)熊田プウ助 プウ美ねえさん、はじめまして。毎回楽しく拝読しております。 わたしは、物心ついたときから男性が得意ではなく、奇跡的に男性から好かれてもうまく接することができないため、このまま残りの人生を尼僧のように生きていこうと決心していました。 しかしながら、急にこのままでは終わりたくないと思うようになってしまいました。 現在、形成外科に通っているのですが、診察中に担当の医師の膝とわたしの膝の裏がふれたときに妙な気持ちになってしまいました。先生はもじゃもじゃの小熊みたいなかたで、正直好みではないのに、どうして、と困惑しています。 お相手が独身かどうかもわからないし、わたしより若いし、どうしようとぐるぐるしています。ネットで調べてもただの陽性転移とか、医師は患者に興味はないなどという文言が並んでいました。そんなことはわかっているのに、来月で診察が終了すると言われ激しく動揺しています。 この気持ちをどうやり過ごせばよいのでしょうか。(リラン・44歳) プウ美ねえさんの回答 膝の裏はビンカンですからね。それはともあれ、おめでとうございます。色恋のゴールは、おつきあいや結婚ではありません。もちろんモテることでもありません。誰かを思って動揺すること、それこそが醍醐味であり最終目標です。いま、妙な気持ちや困惑を味わえている貴女は、まさにトップランナーです。 相手の年齢や、昔の決心については忘れて大丈夫です。年上好きの男性は山ほどいます。それに、本物の尼僧の中には大恋愛を経験してから出家したひともいますから「いろいろヤッて卒業した」という経験値がないと将来張り合えません。このまま終わりたくないお気持ちを、ぜひ大事にしてほしいものです。 診察終了はチャンスだと思いましょう。かかりつけ医だと今後の受診が気まずいですが、患者でなければ遠慮はいりません。「●●先生のことを素敵だと思いました、よかったらお茶しませんか」という感じの手紙を出してはどうでしょうか。「パートーナーさんがいらしたり、ご興味ない場合は返信不要です」と書き添えれば完璧です。誰も傷つきません。先方は医師なのですから、誰かに信頼されたり好かれたりするのは慣れているはず。丸投げしましょう。 やり過ごしたいなら何もせずにじっとしているとか、他の楽しみを見つけるとか女性用風俗でスッキリなどの手もありますが、やはり安全で確実なのは気持ちを表現することだと思います。お互い好意があればぐるぐるする必要がなくなりますし、うまくいかなければ強制的に悩みが終わります。病院外で会ったらイマイチという可能性もあるし、手紙を書いたら満足して出す前に鎮火することもありえます。どこまで楽しむか、すべて貴女が決めてよいのです。 今月のエプロンメモ 逆の立場の「年上女性患者を好きになってしまった」というネット相談を見つけました。「精神科では患者と医師の恋愛は禁忌だが、他科で、治療後なら問題ない。ただし再び治療が必要になった時は担当を外れるべき」などの回答がありました。職業上言い出せず、告白を待ってる医師もいるかもしれません。 <お悩み大募集> サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。 お悩み相談応募は こちらから 熊田プウ助(マンガ家) 1969年生まれ、ゲイ漫画家。『ホモ漫画家、ストリッパーになる』(実業之日本社)、『世界一周ホモのたび 狂』(ぶんか社)など著書多数。 記事一覧 X:@kumadapoohsuke 最終更新:2025/03/31 21:30 年上好きはいっぱいいる 関連記事 【プウ美ねえさんのお悩み相談】冬が嫌すぎてテンションが上がりません【プウ美ねえさんのお悩み相談】せっかちが加速して毎日イライラ……しんどいです【プウ美ねえさんのお悩み相談】体力の衰えに直面して焦っています【プウ美ねえさんのお悩み相談】白髪染めがおっくうで仕方ありません【プウ美ねえさんのお悩み相談】小6の娘が一日中スマホ。視力が心配です 次の記事 坂本昌行、『タイプロ』撮影で「反省」のワケ >