【秋ドラマ視聴率】『マイダイアリー』最終回2.6%、『婚活1000本ノック』下回り“歴代ワースト1位”に
俳優・清原果耶が主演を務める連続ドラマ『マイダイアリー』(テレビ朝日系、日曜午後10時15分)の最終回が12月22日に放送され、平均世帯視聴率2.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人1.4%を記録。残念ながら歴史的な惨敗となってしまった。
目次
・『マイダイアリー』最終回のあらすじ
・『マイダイアリー』は「主人公が暗すぎた」?
・『マイダイアリー』歴代連ドラワースト1位に
『マイダイアリー』最終回のあらすじは?
“日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマ”をうたう『マイダイアリー』は、朝日放送テレビと東映東京撮影所が制作する青春群像劇。清原演じる社会人1年目の主人公・恩村優希が、各話で大学時代の思い出を振り返る内容で、友人役を佐野勇斗、吉川愛、見上愛といった旬の俳優たちが演じた。
※以下、『マイダイアリー』最終回のネタバレを含みます。
最終回では、長谷川愛莉(見上)の東京帰還を“口実”に、和田虎之介(望月歩)から久々の招集がかかる。優希(清原)は、距離を置いていた徳永広海(佐野)との再会に覚悟を決め出かけていくが、指定の店に現れたのは優希と広海だけ。優希と広海が2人で話せるよう、虎之介が仕組んでいたのだ。
その後、まひる、愛莉、虎之介の3人と会うことになった優希は、社会人になってから自分がどんな気持ちで学生時代の“人生の日記”を読み返しているのか、苦しい胸の内をようやく打ち明ける――。
『マイダイアリー』に「主人公が暗すぎた」の声も
ネット上では「なんだか自分の人生にすごく重なって、共感できること、わかり合えることが多かった。5人の関係性がいつまでもずっと続いていきますように」「全体的に温かくてさわやかなドラマだった」といった好意的な声が上がる一方、「過去を振り返るには最近のことすぎて、現在のシーンなの過去なのか、見ててわからなくなる」「ずっと共感できなかったし、最後まで主人公が暗すぎた」との不満も散見された。
「『マイダイアリー』は昨年4月に新設された通称『日10ドラマ』枠(午後10時15分~11時9分)で放送。同枠ではこれまで、岡田惠和氏、野島伸司氏、遊川和彦氏といったベテラン脚本家が手掛ける“いぶし銀枠”として定着してきました。しかし、低視聴率が続いたためか、今期は2020年にデビューした脚本家・兵藤るり氏が担当。“テコ入れ”に踏み切ったものと見られますが、むしろ視聴率は低下してしまいました」(テレビ誌記者)
『マイダイアリー』歴代連ドラワースト1位に
テコ入れが失敗した様子の『マイダイアリー』。平均世帯視聴率は第1話と第4話が3%台、それ以外は2%台で、最低は第8話の2.2%だった。
なお、これまでのテレビ東京を除く民放4局の歴代GP帯連ドラにおける期間平均のワースト記録は、今年1月期の3時のヒロイン・福田麻貴主演『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)の2.8%だったが……。
「『マイダイアリー』の期間平均は2.6%で、歴代ワースト1位となってしまいました。致命的だったのは、若者ウケを狙った作風であるにもかかわらず、10代女性の視聴者がとりわけ多いTVerでまったく振るわなかったこと。お気に入り数が100万を超える作品が複数ある中、『マイダイアリー』は28.4万(12月24日現在)に留まり、テレ東を除く民放4局の今期GP帯ドラマの中で最下位でした」(同)
“死に枠”と言われる「日10」枠で苦戦を強いられた『マイダイアリー』。同枠では来年1月12日より比嘉愛未と三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・岩田剛典がダブル主演を務める『フォレスト』がスタートするが、この不穏な状況を打破できるだろうか。