店舗数が半減【ベーグル&ベーグル】、1,045円サンドを食べたら感動! そして反省したワケ
かつて1号店の出店を皮切りに日本でベーグルブームを引き起こしたベーグル専門店チェーン「ベーグル&ベーグル」。ブームが去って久しい今、カフェ業態の店舗で人気商品を食べてみます。
目次
・【ベーグル&ベーグル】店舗数が半分以下まで減少
・【ベーグル&ベーグル】カフェメニューをチェック
・「サーモン&クリームチーズ」1,045円を実食
・【ベーグル&ベーグル】「ローストビーフ」も実食
・【ベーグル&ベーグル】おいしさにびっくり
※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年11月30日の情報です。
【ベーグル&ベーグル】店舗数がピーク時の半分以下に減少
JFLAホールディングスの子会社であるアルテゴが運営するベーグル&ベーグル。まだ日本でベーグルが珍しかった1997年8月に東京都・新宿で開業。
もちもち食感やおしゃれな見た目、原材料が「水、小麦粉、練り込み素材のみ」というローファット食品であることから女性を中心にブームとなり、14年ほど前には約70店舗まで拡大しました。
しかし、その後はブームも落ち着き、徐々に減少。2024年も千葉県や愛知県で閉店が続き、現在は北は宮城県、南は徳島県までの30店舗(公式サイトの店舗一覧より)となっており、実店舗はピーク時の半分以下まで減少しています。
【ベーグル&ベーグル】カフェメニューをチェック!
ベーグル&ベーグルの実店舗には物販専門店とカフェがありますが、今回はカフェ業態の店舗へ。
入口でカフェ利用か持ち帰りかを問われ、カフェ利用であることを伝えると「お好きな席へどうぞ」と促されました。
注文は各テーブルにあるQRコードを読み取り、自分のスマホから送信するシステム。
食事メニューは大きく分けて「ベーグルプレート」「ベーグルサンドイッチ」「クリームチーズサンドイッチ」の3種類で、ほかにキッズプレートやスープ、ケーキなどがありました。
今回は、メニュー表に「No.1オススメ」と書かれていた「サーモン&クリームチーズ」(1,045円)を注文することに。ベーグルが数種類から選べたので、「メープルとクルミ」にしてみました。
【ベーグル&ベーグル】「サーモン&クリームチーズ」1,045円を実食
ほどなくして、テーブルに商品が運ばれてきました。さすが1,000円超えのサンドイッチ、見るからにボリューミーです。
商品説明によると、ベーグルにサンドされている具材はスモークサーモン、クリームチーズ、オニオン、ケーパー、ベビーリーフ、フレッシュハーブ(ミント、ディル、イタリアンパセル、セルフィーユ)、ハーブ岩塩、ブラックペッパーとのこと。
おしゃれなハーブがたくさん入っていて、うれしくなります。
大口でかぶりついてみると、ベーグルのもちもち感、脂がのったサーモンのスモーキーさ、クリームチーズのまろやかさ、ケーパーやハーブの鼻に抜ける香り、フレッシュオニオンのシャキシャキ感……それらが合わさり、まさに絶品! 食感と味のバランスが最高です。
【ベーグル&ベーグル】「ローストビーフ」サンドとマフィンも実食
こちらは同行者が注文したベーグルサンド「ローストビーフ」(880円)です。ベーグルはチーズがのっている「ヴォルケーノ – 焦がしチーズ -」をセレクト。
一口もらいましたが、ローストビーフがたっぷり入っていて、ジューシー。ただ、思いのほか味付けが薄めなので、パンチは期待しないほうがいいかも。
こちらは同行者が頼んだマフィン「抹茶&ホワイトチョコ」(329円)。店の入口あたりにも常温のマフィンが並んでいましたが、店内で注文すると温かい状態で運ばれてきます。
一口もらったところ、一般的なマフィンよりもフワフワで、スチームケーキに近い印象。濃いめの抹茶の風味と溶けたホワイトチョコがあまりにもおいしかったので、会計時にテイクアウトで追加購入しました。
【ベーグル&ベーグル】「こんなにおいしかったっけ?」とびっくり
「サーモン&クリームチーズ」のおいしさに感動しっぱなしだった今回の実食。筆者は6年ほど前にもこちらのカフェを利用したことがありますが、今回は「こんなにおいしかったっけ?」と衝撃を受けました。
また、同行者も同じように驚いたようで、「ベーグル&ベーグルを見くびっていた……」と帰り道で一緒に反省。ファストフード感覚で利用できるほど価格は安くはないものの、ほかのベーグルサンドも気になったので「また来る!」と心に決めた次第です。
なお、ベーグル&ベーグルでは現在、クリスマス限定ベーグル「シュトーレン」(268円)や米粉を練り込んだ「和ベーグル」シリーズなども登場。定番商品とあわせてチェックしてみては?